hide(X JAPAN)使用機材一覧
X JAPANのギタリストとして、またhide with Spread Beaverやzilchで独自の音楽性を発揮したhide。個性的なギターと緻密なラックシステムを中心に、代表的な使用機材をまとめました。
エレキギター
FERNANDES / Burny MG-X「サイケ」
hideを象徴するモッキンバードタイプのギター。黒いボディに独特なペイントを施したデザインで、1990年代前半の代表的な使用ギターとして知られています。
- フロント:DiMarzio Super Distortion搭載個体として知られる
- リア:EMG 81搭載個体として知られる
- 独特な中域と強いアタックを持つサウンド
FERNANDES / Burny MG-X「レモンドロップ」
黄色を基調としたペイントが特徴のMG-X。サスティナーを搭載した仕様で知られ、ロングサスティーンを活かしたプレイに用いられました。
FERNANDES / Burny MG-X「イエローハート」
黄色いハート柄のボディで広く知られるシグネチャー系ギター。1990年代半ば以降のhideを象徴する一本で、ライブでも強い存在感を放ちました。
FERNANDES / Burny MG-X「グリーンハート」
グリーン系のハート柄を施したMG-X。ライブ時期や曲に合わせ、チューニングの異なる個体が使われたことで知られています。
FERNANDES / MG-X「基盤」「ロボット」など
電子基板風のペイントやロボット風のデザインなど、視覚的な個性を持つ複数のカスタムギターを使用。モデル名や細部の仕様は個体によって異なります。
FERNANDES / H CUSTOM、H-65 CUSTOM
MG-X以外にもHシェイプのカスタムモデルを使用。曲や活動時期によってギターを使い分けていました。
Fender Stratocaster
ストラトキャスター系ギターも使用機材として挙げられ、スタンダードやリイシューモデルなど複数の仕様が知られています。
Gibson Les Paul Standard / Les Paul Custom
レスポール系も使用。カスタム仕様やヴィンテージ個体を含め、レコーディングや楽曲に応じた選択肢のひとつでした。
その他のギター
Jackson Soloist、B.C. Rich Warlock、Fender Artist Series Jeff Beck Stratocaster、JERRY JONES Baby Sitarなども使用機材として紹介されています。使用時期や用途は機材ごとに異なります。
アコースティックギター
Martin / D-18
作曲やレコーディングで使用したことで知られるアコースティックギター。自然な響きと明瞭な中域が特徴です。
Mitchell / アコースティックギター
アコースティックギターとして使用機材に挙げられるモデル。具体的な使用場面や個体情報は限られています。
Burny / Electric-Acoustic Prototype
エレクトリック・アコースティック系の試作機として紹介される機材です。
アンプ・プリアンプ
HIWATT / Custom 100
クリーン系の音作りやアンプシステムの一部として知られるアンプヘッド。大きなヘッドルームと明瞭な音像が特徴です。
ENGL / Savage 120
ハイゲインサウンドを担うアンプとして知られ、X JAPAN後期の機材構成でも名前が挙がります。
Marshall / JCM800、JMP-1
初期のアンプ構成ではJCM800、ラック式プリアンプとしてJMP-1が使用機材に挙げられます。
VHT / Classic パワーアンプ
ラックシステム内のパワーアンプとして使用されたことで知られています。
Rocktron / Velocity Valve
ラック構成で使用されたパワーアンプ系機材。システム内での役割は時期や構成によって異なります。
DigiTech / GSP-2101、GSP-2112
プリアンプ/プロセッサーとして使用。GSP-2101はライブシステムの機材として知られ、GSP-2112はレコーディング用途で紹介されることがあります。
Tech 21 / SansAmp PSA-1、SansAmp Classic
プリアンプ/アンプシミュレーター。歪みの作成やライン信号の音作りに用いられた機材です。
キャビネット:HIWATT 4×12、Marshall 1960シリーズ
大型キャビネットを組み合わせた構成が知られています。搭載スピーカーや使用台数は時期によって異なります。
初期のアンプ:Peavey VTM120、Roland JC-120
活動初期の機材としてPeavey VTM120やRoland JC-120も挙げられます。後年のラックシステムとは構成が異なります。
エフェクター
| BOSS OD-1 | オーバードライブ。初期から知られるペダルで、アンプの歪みを補う用途などで使用。 |
|---|---|
| Maxon OD-880 / OD-9 | オーバードライブ系ペダル。活動初期の機材として紹介されています。 |
| Vox V846 / V847 | ワウペダル。フレーズに動きや表情を加えるための機材。 |
| DigiTech Whammy II | ピッチシフト効果を生み出すペダル。X JAPANのライブ機材として知られています。 |
| Guyatone Flanger | フランジャー。揺れやうねりのある音色を作るための機材。 |
| MXR Flanger / Phaser 100 | モジュレーション系エフェクト。ライブ時のラック/ペダル構成に挙げられます。 |
| BOSS CE-3 | コーラス。初期のエフェクト構成で使用されたとされる機材。 |
| Roland DEP-5 / SDE-1000 | リバーブ/デジタルディレイ。初期の空間系機材として名前が挙がります。 |
| TC Electronic TC 2290 | ラック式デジタルディレイ。細かなディレイ設定や空間処理に使用。 |
| TC Electronic 1210 | ステレオ・コーラス/フランジャー系プロセッサー。 |
| DigiTech RP-5、TSR-12、DHP-33 | マルチエフェクト、空間系処理、ハーモナイザーなど、ラックシステムの音作りを支える機材。 |
| KORG ToneWorks G2 | アコースティックギター・プロセッサーとして知られる機材。 |
| Rocktron Hush Pro / Hush IICX | ノイズリダクション。ラックシステムのノイズ対策に使用。 |
| musitronics Mu-Tron III | エンベロープフィルター。独特なフィルター効果を生み出す機材。 |
ラック・スイッチングシステム
| Rocktron Bradshaw Switching System RSB-18 | ラック機材やエフェクトループを切り替えるスイッチングシステム。 |
|---|---|
| Rocktron Patch Mate | ラック内の機材をプログラム単位で切り替えるためのループコントローラー。 |
| Mackie CR-1604 | ミキサー。信号経路を整理し、ライブシステムの構成に組み込まれたことで知られます。 |
| Palmer PDI-05 | スピーカーシミュレーター/ロードボックス系の機材。ライン信号を扱うシステムで使用。 |
| Furman PL-8 | ラック用パワーコンディショナー。電源管理を担う機材。 |
| EX-Pro PRO-10B | ワイヤレスシステム。ステージ上でのケーブル取り回しを減らす用途。 |
| Whirlwind Selector | 信号の切り替えに使用するA/Bボックス系機材。 |
| ADA MC-1 | MIDIコントローラー。プログラム切り替えを含むシステム操作に関係する機材。 |
弦・ピック・周辺機材
| FERNANDES EXPLOSIVE STRINGS | hideシグネチャー系のギター弦として知られています。ゲージは009–046と紹介されることがあります。 |
|---|---|
| FERNANDES Scanner hide | hideモデルのピック。活動時期やコンディションに合わせ、複数のピックを使い分けていたとされます。 |
| Jim Dunlop Nylon Standard / Tortex Standard | ナイロンやTortex素材のピックも使用機材として紹介されています。 |
| Schaller Security Lock | ストラップの脱落を防ぐロックピン。 |
| FERNANDES Hide Skull Strap、目玉 Strap | hideらしい意匠を持つギターストラップ。ステージ上のビジュアルにも関わるアイテムです。 |
| ARMOR ラックケース/エフェクターケース | ラック機材やペダルを収納・運搬するケース。 |
hideの音作りの特徴
- MG-X系ギターを軸に、個性的な外観と実用的なカスタム仕様を両立
- サスティナーやピッチシフターを活用した、音の伸びや大胆な音程変化
- アンプヘッド、プリアンプ、パワーアンプ、ラックエフェクトを組み合わせた複雑なシステム
- 歪みだけでなく、ディレイ、コーラス、フランジャーなどの空間・モジュレーション系も活用
hideらしいサウンドを目指すなら、ギターの種類だけでなく、ピッチシフトやディレイ、フランジャーなどの効果を曲に合わせて組み合わせることがポイントです。使用機材の一覧は年代ごとに異なるため、特定のライブやアルバムの音を再現したい場合は、その時期の構成を基準に考えると整理しやすくなります。