Slash(スラッシュ)の使用機材一覧

ギター、アンプ、ピックアップ、エフェクターを種類ごとに整理。Guns N’ Roses初期のレスポール・レプリカから、近年のツアー用ペダルボードまで、見たい機材を表から探せます。

機材は録音・ツアー・曲ごとに入れ替わります。特定の録音で確認できない組み合わせは、時期やライブ用の代表例として表示しています。

まず見る代表機材

分類よく知られる機材主な時期・用途
ギターKris Derrig製 Les Paulタイプ、Gibson Les Paul、Gibson EDS-1275ダブルネックGuns N’ Roses初期の録音・ライブ、Les Paulを軸にしたキャリア全般
ピックアップSeymour Duncan APH-1 Alnico II Pro、Slash Signature APH-2初期DerrigレプリカのAPH-1と、後年のシグネチャー仕様を区別
アンプMarshall 1959系Super Lead、Silver Jubilee 2555系初期録音のアンプは諸説あり。Silver Jubileeはツアー機材として知られる
ワウDunlop Cry Baby(Slash Signature Wahを含む)長年のライブ機材、定番のリード用エフェクト
ライブ用ボードTS9、DD-3、EVH90、Uni-Vibe、MXR CAE Boostなど2025年に紹介されたボードの構成例

ギター・ピックアップ

機材仕様・特徴使用時期・関連作
Kris Derrig製 Les PaulタイプいわゆるAppetite for Destruction期のレプリカ。Gibson製オリジナルではなく、カリフォルニアの職人Kris Derrigが製作した個体として知られる。Guns N’ Roses初期、特に『Appetite for Destruction』期の代表ギター
Seymour Duncan APH-1 Alnico II ProアルニコIIマグネットのハムバッカー。SlashのDerrig Les Paulに搭載されていたセット。Seymour Duncanは『Appetite for Destruction』を含むGuns N’ Rosesのアルバムで使用されたと説明
Gibson Les Paul Standard/カスタム仕様レスポール系のセットネック、ハムバッカー。個体によりトップ材、ネック、ピックアップなどが異なる。スタジオ、ライブを通じた主力系統
Gibson Slash Signature Les Paul本人の好みに合わせたシグネチャー・モデル群。モデル/年代により仕様が異なる。近年のライブや作品。特定ツアーの個体はセットリスト・映像ごとに確認
Slash Signature APH-2APH-1を基に出力などを調整したシグネチャー・ピックアップ。APH-1と同一製品ではない。後年のシグネチャー仕様
Gibson EDS-127512弦と6弦を一体化したダブルネック・ギター。「Knockin’ on Heaven’s Door」など、ライブで曲の途中にギターを切り替える演出で知られる
Gibson Les Paul Goldtop(1991年製として紹介された個体)ゴールドトップのLes Paul。本人は複数のレスポールを曲ごとに使い分けると説明。Use Your Illusion期ツアーのバラード系セットで使用例が紹介されている
Gibson Firebird、ExplorerなどLes Paul以外のGibsonも曲やツアーに応じて使用。ライブで確認できることがある。固定の常用機材としては扱わない

APH-1は初期のDerrigレプリカに搭載されていたピックアップ、APH-2は後年のSlash Signature製品です。製品名や仕様を混同しないよう分けています。

アンプ・キャビネット

機材確認できる位置づけ補足
Marshall 1959系 Super LeadGuns N’ Roses初期の録音アンプ候補として頻繁に挙げられる。『Appetite for Destruction』のアンプには複数の証言・説があり、特定モデルを確定扱いしない。
Marshall Silver Jubilee 2555Slashのライブ機材として知られる100Wヘッド。1987年のSilver Jubilee期とSlashの使用で結びつけられる。アルバム全曲の録音アンプと断定しない。
Marshall 2555SL Slash SignatureSilver Jubileeを基にしたSlashシグネチャー・アンプ。1996年に限定モデルとして登場。その後のSlash系Marshall製品にもつながる。
Marshall JCM Slash 2555Slashシグネチャーとして展開された2555系アンプ。Jubilee系の外観・設計を引き継ぐモデル群。
Marshall AFD100『Appetite for Destruction』期のサウンドをテーマにしたSlashシグネチャー・アンプ。後年の製品化モデル。アルバム当時にこの製品があったという意味ではない。
Marshall 4×12キャビネットMarshallヘッドと組み合わせる定番の大型スピーカーキャビネット。スピーカーやキャビネットは時期・会場で変わるため、ここではシリーズ単位で記載。

エフェクター一覧

下表はPremier Guitarが2025年に紹介したライブ用ボードの一例です。機材の全キャリアを通じて同じセットを使っているわけではありません。

順ペダル主な役割
1Peterson StroboStompチューナー
2Dunlop Cry Baby Wahワウ。フィルターの動きを足で操作
3MXR CAE Boost/Line Driverブースト/ラインドライバー
4Ibanez TS9 Tube Screamerオーバードライブ/中域の押し出し
5MXR EVH90 Phase 90フェイザー
6BBE Soul Vibe Rotary Simulatorロータリー/ヴィブラート系の揺れ
7Boss DD-3 Digital Delayデジタルディレイ
8MXR Uni-Vibe位相変調系の揺れ・うねり
電源Voodoo Lab Pedal Power 2 Plusペダル用パワーサプライ

ほかの定番エフェクト

機材分類メモ
Dunlop Slash Signature Cry Baby WahワウSlashのシグネチャー・ワウ製品。DunlopはSlashのワウ使用を公式アーティスト情報に掲載。
MXR各種ペダルブースト、揺れもの、歪みなどMXRはSlashの使用ブランド。型番はツアー時点のボード写真・機材紹介で確認する。
トークボックス音声変調使用・製品コラボの情報があるが、曲別・年代別の割り当ては確認できる資料に限りがあるため、代表曲へ一律に紐付けない。

年代・作品別の機材

時期・作品ギターアンプ/エフェクト見分けるポイント
Guns N’ Roses初期
『Appetite for Destruction』(1987)
Kris Derrig製Les Paulタイプ、APH-1 Alnico II ProMarshall系アンプ。1959 Super Leadなど複数説。ギターとAPH-1の関係はよく知られる一方、録音アンプの型番は資料に食い違いがある。
『Use Your Illusion I/II』(1991)期Les Paul各種、ダブルネック、曲によりGoldtopなどMarshallスタックを中心に、曲・公演により機材を切り替えスタジオ版、公式映像、ツアーで機材が一致するとは限らない。
Slash’s Snakepit(1990年代)Les Paulを中心としたGibson系ギターMarshall系アンプGuns N’ Rosesのツアーセットと別編成。
Velvet Revolver(2000年代)Les Paul各種、曲に応じたGibsonギターMarshall系アンプ、ワウなどバンドの楽曲・ライブごとにペダルを使い分け。
ソロ/Guns N’ Roses再始動後Gibson Slash Signature Les PaulなどMarshall Slash系アンプ、Cry Baby、MXRペダルなど公演ごとのボード・バックラインにより構成は更新される。
2025年ライブボード紹介Les Paul系ギターStroboStomp、Cry Baby、CAE Boost、TS9、EVH90、Soul Vibe、DD-3、Uni-Vibeペダルのメーカー・型番まで写真付きで確認できる時点資料のひとつ。

曲名から探す使用機材

曲・作品時期関連する機材情報の単位
「Welcome to the Jungle」『Appetite for Destruction』Derrig Les Paulタイプ、APH-1。録音アンプはMarshall系とされるが型番は諸説。アルバム期の代表機材。曲単独の全信号経路を断定しない。
「Sweet Child O’ Mine」『Appetite for Destruction』Derrig Les Paulタイプ、APH-1。アンプは初期録音の諸説に含まれる。アルバム期の代表機材。後年ライブでは別ギターの場合あり。
「Paradise City」「Nightrain」『Appetite for Destruction』同アルバム期のLes PaulタイプとAPH-1が代表例。アルバム単位の整理。
「November Rain」「Estranged」『Use Your Illusion』期Les Paulを中心に、ライブではGoldtopなど複数ギターを使用。ツアー写真・演奏例。スタジオ録音の個体を一意に断定しない。
「Knockin’ on Heaven’s Door」『Use Your Illusion II』/ライブGibson EDS-1275ダブルネックがライブの代表的な使用例。特にライブ演奏で視認しやすい機材。
「Live and Let Die」『Use Your Illusion I』/ライブLes Paul系ギター、Marshall系アンプ。録音・公演ごとの追加エフェクトは固定しない。

ギター機材の基礎は、有名ギタリストの使用エフェクター一覧、エレキギター用語集もご覧ください。


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最終更新日:2026年9月