2020年の出来事とは
2020年は、新型コロナウイルス感染症が世界中に広がり、 日本の社会や経済、暮らしが大きく変わった一年です。 国内では1月に初めて感染者が確認され、2月にはクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で集団感染が発生。 4月には緊急事態宣言が全国に拡大されました。 当初予定されていた東京オリンピック・パラリンピックは翌年へ延期され、 7月には「令和2年7月豪雨」による大きな災害も発生しました。 年後半には安倍晋三首相が辞任し、菅義偉内閣が発足しました。
2020年・月別一覧
2020年の事件・出来事を月ごとに見る
2020年1月
令和になって初めての元日を迎え、 新しい時代の2年目が始まりました。
大学入試センター試験が最後の実施となり、 翌年から大学入学共通テストへ移行することになりました。
中国・武漢市から帰国した男性から新型コロナウイルスの陽性反応が確認され、 日本国内で初めての感染確認となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、 中国・武漢市で大規模な都市封鎖が始まりました。
武漢への渡航歴がないバス運転手から感染が確認され、 国内での人から人への感染が明らかになりました。
新型コロナの感染拡大を受け、 政府が中国・武漢から日本人を退避させるためチャーター機を派遣しました。
2020年夏の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、 各競技で代表選考などが進められていました。
2020年2月
国内での感染拡大への対応を進めるため、 政府が新型コロナウイルス感染症対策の体制を強化しました。
大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が横浜港に到着。 船内で大規模な集団感染が確認されました。
神奈川県の女性が新型コロナウイルス感染症で死亡。 国内初の死亡例となりました。
北海道知事が独自の緊急事態宣言を発表し、 外出を控えるよう道民に呼びかけました。
安倍首相が全国の小学校、中学校、高校などに対し、 3月2日から春休みまで臨時休校するよう要請しました。
新型コロナの感染拡大を受け、 大規模イベントの中止や延期などが相次ぎました。
2020年3月
世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスについて 「パンデミック」との認識を示しました。
新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正法が成立し、 緊急事態宣言を出すための法的枠組みが整えられました。
世界的な新型コロナ感染拡大を受け、 東京五輪を予定通り開催できるのかが大きな問題となりました。
東京2020大会を2021年まで延期することが決まりました。 史上初の五輪延期となりました。
東京都で感染者が急増し、 小池都知事が週末の不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。
人気コメディアンの志村けんさんが新型コロナウイルス感染症による肺炎で死去。 日本社会に大きな衝撃を与えました。
コンサート、スポーツ、卒業式など、 人が集まる行事の中止や延期が相次ぎました。
2020年4月
新年度が始まっても感染拡大が続き、 学校や企業の活動に大きな影響が出ました。
東京、大阪、神奈川、千葉、埼玉、兵庫、福岡を対象に 緊急事態宣言が発令されました。
緊急事態宣言の対象地域が全国へ拡大。 人との接触を減らす取り組みが全国で行われました。
新型コロナによる生活への影響を支援するため、 全国民を対象に1人10万円を給付する方針が決まりました。
女優の岡江久美子さんが新型コロナウイルスによる肺炎で死去。 多くの人に衝撃を与えました。
政府が全世帯を対象に布マスクを配布する取り組みを開始し、 「アベノマスク」という呼び名でも広く知られました。
テレワーク、オンライン授業、オンライン飲み会など、 インターネットを使った新しい生活スタイルが一気に広がりました。
2020年5月
新型コロナの感染拡大を抑えるため、 緊急事態宣言の期間が延長されました。
北海道と首都圏でも解除され、 全国で緊急事態宣言が解除されました。
マスク着用、手洗い、身体的距離などを取り入れた 「新しい生活様式」が広く呼びかけられました。
飲食店や観光業、イベント業などでは営業制限や感染防止対策が続き、 経済への深刻な影響が明らかになりました。
検察官の定年延長を巡る法改正案について、 SNSを中心に大きな議論が起きました。
感染拡大防止のため、 自宅で過ごすことを呼びかける「STAY HOME」が広く使われました。
2020年6月
緊急事態宣言の解除を受け、 全国の学校が分散登校などを取り入れながら段階的に再開しました。
東京都が感染状況を示す「東京アラート」を解除。 夜の街などで感染防止策が呼びかけられました。
新型コロナの影響で延期されていたプロ野球が、 6月19日に無観客で開幕することが決まりました。
約3か月遅れでプロ野球が開幕。 しばらくの間は無観客での試合が続きました。
新型コロナ対策や東京五輪の扱いなどを巡って、 東京都知事選の選挙戦がスタートしました。
若き棋士・藤井聡太さんの活躍が注目を集め、 将棋界の新星として一気に知名度を高めました。
2020年7月
梅雨前線の影響で九州を中心に記録的な大雨となり、 熊本県などで河川の氾濫や土砂災害が相次ぎました。
球磨川などが氾濫し、 人吉市や球磨村などで甚大な浸水被害が発生しました。
藤井聡太さんが棋聖戦を制し、 17歳11か月で史上最年少タイトル獲得を達成しました。
政府が観光需要を喚起する「Go To トラベル」事業を開始。 一方、新型コロナ感染拡大との両立が大きな議論になりました。
人気ドラマ「半沢直樹」の続編がスタートし、 コロナ禍のテレビ業界でも大きな話題となりました。
7月豪雨は九州だけでなく中部地方などにも被害を広げ、 道路や鉄道などのインフラにも大きな影響を与えました。
2020年8月
夏の感染拡大が続き、 全国の新規感染者数が高い水準となりました。
戦後75年を迎え、 広島・長崎で平和記念式典が行われました。
終戦から75年。 全国戦没者追悼式が新型コロナ対策を取って行われました。
全国的に厳しい暑さが続き、 熱中症による救急搬送が相次ぎました。
安倍晋三首相の連続在職日数が歴代最長となりました。
持病の再発を理由に安倍晋三首相が辞任する意向を表明。 次の首相を決める自民党総裁選に注目が集まりました。
2020年9月
安倍首相の辞任表明を受け、 次の自民党総裁を決める選挙戦が本格化しました。
大型で非常に強い台風10号が九州などに接近し、 大雨や暴風への厳重な警戒が呼びかけられました。
自民党総裁選で菅義偉氏が選出され、 安倍政権からの政権交代へ進みました。
菅義偉氏が第99代内閣総理大臣に就任し、 菅内閣が発足しました。
新型コロナ対策を続けながら、 スポーツイベントで観客数の制限が少しずつ緩和されました。
観光需要を取り戻すため、 Go To トラベル事業の対象が段階的に広がっていきました。
2020年10月
東京都発着の旅行もGo To トラベルの対象となり、 東京観光や国内旅行が少しずつ活気を取り戻しました。
「鬼滅の刃」の人気がさらに高まり、 社会現象ともいえる大きなブームとなりました。
日本学術会議の会員候補6人が任命されなかった問題を巡り、 政府の説明を求める声が広がりました。
「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が公開され、 映画史に残る大ヒットとなりました。
公開後の興行収入や観客動員が急速に伸び、 全国的なブームがさらに広がりました。
秋になって感染者が再び増え始め、 冬に向けた「第3波」への警戒が強まっていきました。
2020年11月
米国大統領選挙が行われ、 ジョー・バイデン氏が勝利を宣言しました。
バイデン氏が必要な選挙人を確保し、 トランプ氏との大統領選を制する見通しとなりました。
秋の感染拡大が続き、 各地で新規感染者数が過去最多を更新する状況となりました。
全国の新規感染者数が初めて2000人を超え、 第3波への警戒がさらに強まりました。
北海道や札幌市などで感染者が急増し、 飲食店などへの営業時間短縮要請が行われました。
劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」の大ヒットが続き、 アニメ作品として異例の社会的ブームとなりました。
2020年12月
全国で感染拡大が続き、 医療機関の逼迫や重症者数の増加が大きな問題となりました。
小惑星リュウグウから試料を持ち帰る探査機「はやぶさ2」のカプセルが地球へ帰還。 日本の宇宙開発における大きな成功となりました。
新潟県などで記録的な大雪となり、 関越自動車道では多数の車が長時間立ち往生しました。
感染拡大を受け、 年末年始のGo To トラベル事業を全国で一時停止することが発表されました。
都市部を中心に新型コロナの感染拡大が続き、 年末年始の医療体制への懸念が強まりました。
英国などで確認されていた感染力の強い変異株が国内でも確認され、 新たな感染拡大への警戒が強まりました。
年末年始の移動を抑えるため、 Go To トラベルが全国で一時停止されました。
「3密」「アベノマスク」「ソーシャルディスタンス」など、 新型コロナに関連した言葉が社会に定着しました。
2020年を振り返ると
2020年を語るうえで欠かせないのが、新型コロナウイルス感染症です。 1月に国内初の感染者が確認され、2月にはダイヤモンド・プリンセス号での集団感染、 4月には全国への緊急事態宣言へと事態が急速に進みました。
東京オリンピック・パラリンピックは開催直前に2021年へ延期。 テレワークやオンライン授業、マスク着用、ソーシャルディスタンスなど、 生活そのものが大きく変化した一年でした。
災害では、7月の「令和2年7月豪雨」が特に大きな被害をもたらしました。 熊本県を中心に河川氾濫や土砂災害が発生し、 さらに9月には台風10号、年末には日本海側で記録的な大雪も発生しました。
政治では、安倍晋三首相が8月に辞任の意向を表明し、 9月に菅義偉内閣が発足。 安倍政権から菅政権への交代も2020年の大きな出来事でした。
一方で、藤井聡太さんの最年少タイトル獲得、 はやぶさ2の帰還、鬼滅の刃の大ヒットなど、 コロナ禍の中でも強く印象に残る明るいニュースもありました。