2021年の出来事とは
2021年は、前年に続いて新型コロナウイルス感染症が社会を大きく左右した一方、 延期されていた東京オリンピック・パラリンピックが開催された年です。 春から夏にかけてワクチン接種が本格化し、夏には第5波が拡大。 7月には静岡県熱海市で大規模な土石流が発生しました。 政治では菅義偉首相が退陣し、岸田文雄氏が新たな首相に就任。 秋の衆議院選挙では自民党が単独過半数を維持しました。
2021年・月別一覧
2021年の事件・出来事を月ごとに見る
2021年1月
日本と英国の経済連携協定が発効し、 Brexit後の日英間の新たな貿易ルールがスタートしました。
新型コロナの感染拡大を受け、 東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に緊急事態宣言が出されました。
飲食店の営業時間短縮などを柱とする感染防止策が始まり、 冬の第3波への対応が進められました。
強い寒気の影響で日本海側を中心に大雪となり、 車の立ち往生や交通障害が相次ぎました。
ジョー・バイデン氏が米国の第46代大統領に就任。 日本を含む各国の外交や安全保障政策にも影響する大きな出来事となりました。
感染拡大が続き、 医療提供体制への負担が深刻になりました。
共通テストをはじめ、入試会場での感染対策や追試などの仕組みが注目されました。
2021年2月
暦のずれの影響で、節分が2月3日ではなく2月2日となりました。
大坂なおみ選手が全豪オープン女子シングルスで優勝し、 4大大会4勝目を挙げました。
福島県沖で大きな地震が発生し、 福島県や宮城県などで最大震度6強を観測しました。
地震の影響で東北新幹線が長期間運休するなど、 東北地方を中心に交通網へ大きな影響が出ました。
女性を巡る発言への批判を受け、 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任しました。
橋本聖子氏が新会長に就任し、 東京五輪開催に向けた体制が改められました。
栃木県足利市で山林火災が発生し、 広い範囲に延焼。住民への避難勧告も出されました。
2021年3月
医療従事者への新型コロナワクチン接種が進み、 高齢者などへの接種に向けた準備が進められました。
東日本大震災と福島第一原発事故から10年となり、 各地で追悼式や復興に関する行事が行われました。
和歌山県北部を震源とする地震が発生しました。
宮城県沖で地震が発生し、 宮城県などで強い揺れを観測しました。
福島県のJヴィレッジから東京五輪の聖火リレーがスタート。 震災から10年を迎えた福島からの出発となりました。
総務省幹部らへの接待問題を巡り、 山田真貴子内閣広報官が辞職しました。
東京、神奈川、埼玉、千葉で発令されていた緊急事態宣言が解除されました。
2021年4月
消費者が支払う税込価格が分かるよう、 商品価格などの総額表示が義務付けられました。
白血病から復帰した池江璃花子選手が日本選手権で優勝し、 東京五輪代表入りを決めました。
大阪、兵庫、宮城でまん延防止等重点措置が初めて適用されました。
高齢者を対象とした新型コロナワクチン接種が始まり、 全国的な接種事業が本格化しました。
松山英樹選手が男子ゴルフのマスターズ・トーナメントで優勝。 日本人男子初のメジャー大会制覇という快挙でした。
感染拡大を受け、 東京、大阪、京都、兵庫に3度目となる緊急事態宣言が出されました。
感染力の強い変異株が広がり、 医療機関の逼迫が大きな問題となりました。
2021年5月
宮城県沖で地震が発生し、 石巻市などで最大震度5強を観測しました。
国際宇宙ステーションに滞在していた野口聡一さんが 米民間宇宙船クルードラゴンで地球へ帰還しました。
東京、大阪、京都、兵庫などの緊急事態宣言が延長され、 五輪開催を前に感染対策が続きました。
高齢者への接種が全国の自治体で本格化し、 大規模接種会場も設けられました。
2050年カーボンニュートラルに向けた政策を後押しする改正法が成立しました。
森友学園を巡る財務省の公文書改ざん問題で、 赤木俊夫さんが残した「赤木ファイル」の存在が認められました。
2021年6月
1991年の大火砕流から30年となり、 長崎県などで追悼行事が行われました。
大会開催が迫る一方、 新型コロナ感染拡大への懸念から大会の安全性を巡る議論が続きました。
無観客開催を含め、 観客を入れるかどうかが大きな焦点となりました。
鹿児島県の諏訪之瀬島で噴火活動が活発となり、 噴火警戒が呼びかけられました。
2019年参院選を巡る大規模買収事件の捜査・裁判が続き、 政治と選挙を巡る問題として注目されました。
企業や大学などでの職域接種が始まり、 接種スピードが一段と上がりました。
2021年7月
静岡県熱海市伊豆山で大規模な土石流が発生。 多数の住宅が流され、甚大な被害となりました。
消防、警察、自衛隊などが行方不明者の捜索や救助活動にあたり、 災害対策や盛り土の安全性が大きな問題となりました。
梅雨前線の停滞によって広い範囲で大雨となり、 河川の氾濫や土砂災害が発生しました。
都議選の結果を受けて国政にも影響が及び、 秋の衆院選に向けた各党の動きが活発になりました。
1年延期された東京2020大会が開幕。 新型コロナの影響で原則無観客での開催となりました。
阿部一二三選手と阿部詩選手が兄妹そろって金メダルを獲得し、 東京五輪を象徴する名場面となりました。
デルタ株の拡大などにより感染者数が急増し、 医療体制への負担が再び深刻になりました。
2021年8月
小田急線の車内で乗客が刃物で切りつけられる事件が発生し、 電車内の安全対策が大きな話題となりました。
東京五輪が閉幕。 日本は金27、銀14、銅17の計58個のメダルを獲得しました。
前線が停滞して広い範囲で大雨となり、 河川の氾濫や浸水、土砂災害が相次ぎました。
東京パラリンピックが開幕。 こちらも新型コロナ対策のため原則無観客で開催されました。
水泳や車いすテニス、ボッチャなどで日本選手が活躍し、 多くのメダルを獲得しました。
デルタ株の広がりで感染者が急増し、 東京などで医療体制が逼迫しました。
タリバンが首都カブールを制圧し、 世界各国による退避活動が大きなニュースとなりました。
2021年9月
行政のデジタル化を進める司令塔としてデジタル庁が発足しました。
菅義偉首相が自民党総裁選に立候補しないと表明し、 新しい首相が誕生することが決まりました。
東京パラリンピックが閉幕し、 競技を通じて障害者スポーツへの関心が高まりました。
藤井聡太さんが叡王を獲得し、19歳1か月で三冠を達成。 当時の最年少記録を更新しました。
石川県能登地方で地震が発生し、 地域で強い揺れが観測されました。
台風14号が沖縄や九州などに接近し、 強風や大雨への警戒が呼びかけられました。
自民党総裁選で岸田文雄氏が勝利し、 次の首相となることが決まりました。
池袋暴走事故を巡り、 飯塚幸三被告に禁錮5年の実刑判決が確定しました。
2021年10月
全国の緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が解除され、 人の移動や経済活動が大きく戻り始めました。
岸田文雄氏が第100代内閣総理大臣に指名され、 岸田内閣が発足しました。
岩手県沖で地震が発生し、 東北地方で強い揺れを観測しました。
千葉県北西部を震源とする地震が発生し、 東京都や埼玉県などで最大震度5強を観測しました。
熊本県の阿蘇山で中規模の噴火が発生。 気象庁が噴火警戒レベルを引き上げました。
秋篠宮家の長女眞子さんと小室圭さんが結婚。 皇室を離れて一般人となる結婚として大きく報じられました。
第49回衆議院議員総選挙が行われ、 自民党は議席を減らしながらも単独で過半数を維持しました。
京王線の車内で乗客が刃物で襲われ、 車内に火をつける事件が発生。鉄道の安全対策が注目されました。
2021年11月
新型コロナの感染状況が改善し、 大規模イベントの人数制限が段階的に緩和されました。
衆院選後の特別国会で岸田首相が再び指名され、 第2次岸田内閣が発足しました。
大谷翔平選手が満票でア・リーグMVPを受賞。 投打二刀流の活躍が世界的に評価されました。
原油価格や資源価格の上昇を受け、 ガソリン価格や物価高への対策が大きな課題になりました。
新たな変異株「オミクロン株」が確認され、 日本でも水際対策の強化が急速に進められました。
日本大学を巡る背任事件などで捜査が進み、 大学運営やガバナンスの問題が大きく報じられました。
2021年12月
天皇皇后両陛下の長女愛子さまが20歳の誕生日を迎え、 成年皇族となられました。
山梨県東部・富士五湖を震源とする地震が発生し、 周辺で強い揺れが観測されました。
紀伊水道を震源とする地震が発生しました。
鹿児島県のトカラ列島近海で地震が頻発し、 地域で強い揺れが続きました。
大阪市北区のクリニックで放火による火災が発生し、 25人が死亡する重大事件となりました。
歌手・俳優の神田沙也加さんが北海道札幌市内のホテルで亡くなり、 突然の訃報に大きな衝撃が広がりました。
実業家の前澤友作さんがISSでの滞在を終えて帰還。 日本人民間人による宇宙旅行が大きく注目されました。
海外渡航歴のない家族からオミクロン株が確認され、 国内で初めての市中感染として大きく報じられました。
強い冬型の気圧配置により日本海側で大雪となり、 車の立ち往生や交通障害が相次ぎました。
2021年を振り返ると
2021年は、新型コロナウイルスの感染拡大とワクチン接種が年間を通して大きなテーマとなりました。 第4波、第5波と感染が広がる一方、ワクチン接種の進展によって秋には緊急事態宣言が全面解除されました。
最大のイベントの一つが、1年延期された東京オリンピック・パラリンピックです。 コロナ禍による原則無観客という異例の大会でしたが、日本選手の活躍も目立ちました。
災害では、2月の福島県沖地震、3月と5月の宮城県沖地震、 7月の熱海土石流、8月の大雨、9月の台風14号、 10月の千葉県北西部地震や阿蘇山噴火などが発生しました。
政治では、菅義偉首相が退陣し、岸田文雄氏が新しい首相に就任。 衆議院選挙では自民党が単独過半数を維持しました。
社会では、眞子さんと小室圭さんの結婚、 愛子さまの成年、熱海土石流、大阪・北新地の放火事件なども大きなニュースとなりました。
スポーツでは、大谷翔平選手の歴史的な二刀流、 松山英樹選手のマスターズ優勝、 藤井聡太さんの三冠などが特に印象に残る一年でした。