2024年の出来事とは
2024年は、元日に発生した能登半島地震と、その翌日の羽田空港事故から始まり、 政治資金問題、紅麹問題、南海トラフ地震臨時情報、新紙幣の発行、 自民党総裁選、衆議院選挙など、社会を大きく揺らすニュースが相次いだ年です。 一方で、SLIMの月面着陸、パリ五輪での日本勢の活躍、野球の大谷翔平選手の活躍など、 明るい話題も数多くありました。
2024年・月別一覧
2024年の事件・出来事を月ごとに見る
2024年1月
石川県能登地方を震源とするM7.6の地震が発生。志賀町で震度7を観測し、 建物倒壊や大規模な火災、津波などによって甚大な被害が出ました。
能登半島地震に伴って輪島市中心部で大規模な火災が発生。 多数の建物が焼失し、地震と火災が重なる複合災害となりました。
羽田空港で日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が滑走路上で衝突して炎上。 日航機の乗員乗客379人は全員脱出しましたが、海保機では5人が死亡しました。
JR秋葉原駅で刃物を使った事件が発生し、乗客らが巻き込まれました。
北九州市の飲食店街などで火災が発生。地震発生直後の大きな災害として注目されました。
日本の小型月着陸実証機SLIMが月面に着陸。 日本として初めての月面軟着陸を成功させ、日本の宇宙開発史に残る出来事になりました。
36人が亡くなった京都アニメーション放火殺人事件で、 青葉真司被告に京都地裁が死刑判決を言い渡しました。
1970年代の連続企業爆破事件に関わったとして指名手配されていた桐島聡容疑者を名乗る人物が、 神奈川県内の病院で捜査員に身元を明かしました。
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る不記載問題が国会や世論の大きな焦点となりました。
2024年2月
道路、水道、住宅などの復旧が進められる一方、避難生活の長期化が問題となりました。
関東甲信地方で大雪となり、交通機関や道路などに大きな影響が出ました。
物価上昇の影響で実質賃金がマイナスとなり、物価高と賃金の関係が大きな話題となりました。
世界的指揮者の小澤征爾さんが亡くなっていたことが公表され、 日本のクラシック音楽界を代表する人物の死として大きく報じられました。
株価上昇が続き、バブル期につけた史上最高値の更新が現実的な話題になりました。
日本の新型主力ロケットH3の2号機打ち上げが成功し、 宇宙開発分野で大きな前進となりました。
著名人を装った広告などを使って投資を誘うSNS型詐欺が社会問題となりました。
2024年3月
多くの市民ランナーやトップ選手が参加。パリ五輪男子マラソン代表選考も注目されました。
日経平均株価が初めて4万円台に乗せ、バブル期以来の株高が大きな話題となりました。
「ドラゴンボール」や「Dr.スランプ」で世界的に知られる鳥山明さんが死去。 国内外から多くの追悼の声が寄せられました。
東日本大震災から13年。各地で追悼行事が行われ、復興や防災について改めて考える日となりました。
北陸新幹線の金沢―敦賀間が開業。福井県内への新幹線延伸が大きな話題となりました。
日本銀行がマイナス金利政策を解除し、長く続いた異例の金融緩和政策からの転換が始まりました。
小林製薬が紅麹を使った製品の自主回収を発表。 健康被害の報告が相次ぎ、その後大きな社会問題へと発展しました。
大谷翔平選手の元通訳だった水原一平氏を巡る違法賭博問題が明らかになり、 米国でも大きく報じられました。
2024年4月
トラック運転手や医師などの時間外労働に上限が設けられ、 いわゆる「2024年問題」が本格的にスタートしました。
台湾東部付近で大きな地震が発生し、日本の沖縄地方にも津波が到達しました。
新規採用職員への訓示を巡る発言が問題となり、川勝知事が辞任の意向を表明しました。
能登半島地震で大きな被害を受けたのと鉄道が全線で運転を再開しました。
2025年の大阪・関西万博開幕を前に、開催機運を高めるイベントなどが各地で行われました。
俳優の広末涼子さんが静岡県内の病院でのトラブルを巡って逮捕される出来事がありました。
東北自動車道で複数の車が関係する大きな事故が発生し、死傷者が出ました。
東京15区、島根1区、長崎3区で補欠選挙が行われ、 自民党がいずれも議席を獲得できず、岸田政権への逆風が鮮明になりました。
2024年5月
大阪府内で車が人に向けて突っ込む事件が発生し、子どもを含む複数人が負傷しました。
井上尚弥選手がルイス・ネリ選手に勝利し、世界4団体統一王者として王座を防衛。 東京ドームでの大規模興行も話題となりました。
東大前駅で刃物を使った事件が起き、乗客らが巻き込まれました。
航空自衛隊の練習機T-4が墜落し、搭乗していた隊員2人が死亡しました。
トヨタ自動車が2024年3月期決算で営業利益5兆円を超え、 日本企業として初めて5兆円の大台に到達しました。
水俣病被害者との懇談で環境省側が参加者の発言中にマイクを切り、 問題となったことから環境相が謝罪しました。
静岡県知事選で鈴木康友氏が初当選し、県政の大きな転換となりました。
2024年6月
トヨタ、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキで型式指定申請を巡る不正が確認されました。
2023年の合計特殊出生率が1.20となり、統計開始以降で過去最低を更新しました。
「佐渡島の金山」を巡り、ユネスコの諮問機関から登録に向けた勧告が出されました。
外国人の収容・送還などのルールを見直した改正入管法が施行されました。
大手IT企業のアプリストアなどを対象にした新たな競争政策の法律が成立しました。
東京都知事選では多数の候補者が立候補し、選挙戦そのものも大きな話題になりました。
天皇皇后両陛下が英国を公式訪問し、歓迎行事や交流が行われました。
2024年7月
地震発生から半年となり、復興状況や避難生活の長期化が改めて注目されました。
1万円札・5千円札・千円札の新紙幣が発行されました。 渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎の肖像が採用されています。
旧優生保護法による不妊手術を巡る訴訟で、最高裁大法廷が旧法を違憲と判断しました。
東京都知事選で現職の小池百合子氏が3選を果たしました。 多数の候補者が立候補したことも注目されました。
猛暑日が続き、熱中症への警戒が全国で呼びかけられました。
パリ2024オリンピックが開幕。日本選手の活躍にも大きな期待が集まりました。
東北地方を中心に大雨による河川の氾濫や浸水などの被害が発生しました。
2024年8月
日経平均株価が4451円超下落し、1987年のブラックマンデー時を上回る過去最大の下落幅となりました。
宮崎県沖の日向灘を震源とする地震が発生。 宮崎県などで最大震度6弱を観測しました。
日向灘地震を受け、気象庁が「南海トラフ地震臨時情報」を初めて発表。 社会全体で南海トラフ地震への備えが注目されました。
日本は海外開催五輪として過去最多となる20個の金メダルを獲得しました。
岸田文雄首相が9月の自民党総裁選に立候補しないと表明し、退陣への流れが決まりました。
台風7号の接近で東海道新幹線や航空便などに大きな影響が出ました。
大谷翔平選手が史上6人目となるシーズン40本塁打・40盗塁を達成。 しかもサヨナラ満塁本塁打という劇的な形での達成でした。
中国軍機による日本の領空侵犯が確認され、防衛・外交上の問題として大きく報じられました。
非常に強い台風10号が九州に上陸。動きが遅かったため、 西日本から東日本の広い範囲で長時間の大雨となりました。
2024年9月
2024年夏は記録的な高温となり、厳しい暑さが続きました。
東北新幹線の車両連結部が走行中に外れ、新幹線が緊急停止するトラブルが発生しました。
秋篠宮家の長男・悠仁さまが18歳を迎え、成年となられました。
1月の地震から復旧途上だった能登地方を再び大雨が襲い、 河川の氾濫や浸水、土砂災害など大きな被害が出ました。
自民党総裁選で石破茂氏が選出され、次の首相となることが決まりました。
大谷翔平選手がメジャーリーグ史上初の50本塁打・50盗塁を達成し、 2024年を代表するスポーツニュースとなりました。
パリ・パラリンピックが開催され、日本選手の活躍が続きました。
2024年10月
石破茂氏が第102代内閣総理大臣に選出され、石破内閣が発足しました。
宮崎空港の誘導路付近で旧日本軍由来とされる不発弾が爆発し、 滑走路が閉鎖され多くの便が欠航しました。
石破首相が衆議院を解散。短期間での総選挙に向けて政治が大きく動きました。
日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞。 核兵器廃絶を訴え続けてきた活動が評価されました。
第50回衆議院議員総選挙が行われ、自民・公明両党は過半数を割り込みました。
SNSなどで集めた実行役を使う強盗事件が各地で問題となり、 「闇バイト」という言葉が社会に広く知られるようになりました。
ドジャースがワールドシリーズを制覇し、大谷翔平選手の移籍1年目のシーズンを締めくくりました。
2024年11月
改正道路交通法が施行され、自転車のスマートフォン使用や酒気帯び運転などに新たな罰則が設けられました。
横浜DeNAベイスターズがソフトバンクを破り、日本シリーズを制覇しました。
防衛省の通信衛星「きらめき3号」を搭載したH3ロケット4号機の打ち上げが成功しました。
東京証券取引所の現物株取引時間が延長され、午後3時半までとなりました。
大谷翔平選手がナ・リーグMVPを受賞し、3度目のMVPとなりました。
福島第一原発で溶け落ちた燃料デブリの試験的な取り出しが進められ、 廃炉作業の節目となりました。
楳図かずおさん、谷川俊太郎さん、北の富士さんなど、 各分野を代表する人物の訃報が相次いだ月でもありました。
2024年12月
マイナ保険証への移行が本格化し、従来型の健康保険証の新規発行が停止されました。
日本酒や焼酎などの「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
日本被団協の代表がノルウェー・オスロでノーベル平和賞のメダルと賞状を受け取りました。
俳優・歌手の中山美穂さんが54歳で死去。 突然の訃報に多くのファンから驚きと追悼の声が寄せられました。
北九州市のマクドナルド店内で中学生2人が襲われ、 女子生徒1人が死亡、男子生徒1人が負傷する事件が発生しました。
SNSを利用した投資詐欺や特殊詐欺が引き続き問題となり、 高齢者だけでなく幅広い世代への注意喚起が行われました。
強盗事件の実行役をSNSなどで募集する手口への対策が強まり、 警察が求人情報への警戒を呼びかけました。
山梨県上野原市で林野火災が発生し、消防などによる消火活動が行われました。
ホンダと日産が経営統合に向けた協議を始めると発表し、 日本の自動車業界を大きく動かすニュースとなりました。
2024年を振り返ると
2024年を大きく分けると、年初の「能登半島地震と羽田空港事故」、 春の「政治資金問題・紅麹問題・日銀の金融政策転換」、 夏の「新紙幣・猛暑・パリ五輪・南海トラフ地震臨時情報」、 秋の「石破政権・衆院選・日本被団協ノーベル平和賞」、 年末の「伝統的酒造りの世界遺産登録・中山美穂さんの訃報・北九州刺傷事件」などが、 特に印象に残るニュースとなりました。
また、大谷翔平選手の活躍、SLIMの月面着陸、H3ロケットの成功など、 明るい話題も非常に多かった年です。