ボディービル用語とは
ボディービルの世界には、トレーニング、筋肉、食事、減量、大会、ポージングなど、 独特の言葉がたくさんあります。 「バルク」「カット」「パンプ」「コンディション」「インターバル」など、 筋トレを始めたばかりだと分かりにくい言葉も少なくありません。
このページでは、ボディービルダーが普段使う言葉から、 ジムでよく聞く筋トレ用語、食事や減量、大会・審査・ポージングまで、 幅広くまとめています。
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ボディービルの用語を分かりやすく解説
ボディービルの基本用語
筋肉を発達させ、全身のバランスや筋肉の形、絞りなどを競う競技。 単純に筋肉が大きいだけでなく、全体の完成度も大切です。
ボディービルを競技として行う人。 筋肉を発達させるためにトレーニングや食事を計画的に行います。
筋肉に負荷をかけて鍛えるトレーニングのこと。 「筋力トレーニング」の略です。
トレーニングそのものを指す言葉。 海外のボディービルやフィットネス界隈では特によく使われます。
筋トレをしている人のこと。 プロだけでなく、趣味で鍛えている人にも使われます。
体の見た目やバランスを競うフィットネス競技のカテゴリー。 ボディービルとは筋肉量や審査基準などが異なります。
健康や体力づくりを目的に体を鍛えること。 大会競技の分野を指して使うこともあります。
体脂肪を減らしたり筋肉を付けたりして、 理想的な体型を作ること。
筋肉・体型に関する用語
胸の大きな筋肉。 ベンチプレスなどで鍛えられ、ボディービルでは重要な部位です。
背中の大きな筋肉。 発達すると背中に横への広がりが出て、逆三角形の体型につながります。
首から肩、背中上部に広がる筋肉。 シュラッグやローイング系の種目などで鍛えます。
肩の筋肉。 前部・中部・後部に分かれており、肩幅や丸みを作る重要な部位です。
腕の前側にある筋肉。 アームカール系の種目で鍛えることが多いです。
腕の後ろ側にある大きな筋肉。 腕の太さを作るうえで非常に重要です。
太ももの前側にある大きな筋肉群。 スクワットやレッグプレスなどで鍛えます。
太ももの裏側の筋肉群。 デッドリフトやレッグカールなどで鍛えます。
お尻の大きな筋肉。 スクワットやヒップスラストなどで鍛えます。
ふくらはぎの筋肉。 カーフレイズなどで鍛えることができます。
腹部の筋肉の総称。 シックスパックを作るだけでなく、体幹の安定にも関係します。
腹直筋の中央部分が割れて見える状態。 筋肉量だけでなく、体脂肪率も大きく関係します。
肩幅が広く、ウエストが細く見える逆三角形の体型。 ボディービルやフィジークで理想とされる形のひとつです。
体全体の輪郭やシルエット。 筋肉のバランスや脂肪の落ち具合によって見え方が変わります。
トレーニングの用語
「repetition」の略。 1回の動作を何回行うかを表します。
決めた回数をひとまとまりとして行う単位。 「10回3セット」などと使います。
本番の重さを扱う前に、 軽い重量で体や関節を慣らすこと。
トレーニング前に体温を上げたり、 関節や筋肉を動かしたりして準備すること。
トレーニング中の体の動かし方や姿勢。 重さよりも正しいフォームを重視する場面も多いです。
関節をどの範囲まで動かすかということ。 筋トレでは「フルレンジ」などと表現します。
できるだけ広い可動域で動作すること。 ただし、種目によって適切な可動域は違います。
体の反動などを使って、通常より重い重量や回数を扱う方法。 使い方次第では有効ですが、フォームが崩れすぎると狙いが変わります。
重りを下ろすなど、筋肉が伸ばされながら力を出す動作。 エキセントリック動作とも呼ばれます。
重りを持ち上げるなど、筋肉が縮みながら力を発揮する動作。 コンセントリック動作とも呼ばれます。
重りを上げる・下げるなどの動作スピード。 ゆっくり動かすなど、テンポを変えることで負荷も変わります。
鍛えている筋肉を意識しながら動作すること。 「今どの筋肉を使っているか」を感じながらトレーニングします。
代表的な筋トレ種目
ベンチに仰向けになってバーベルを押し上げる種目。 主に胸、肩、腕を鍛えます。
しゃがんで立ち上がる基本的な種目。 脚やお尻を中心に全身を使います。
床からバーベルを持ち上げる種目。 背中、脚、お尻など多くの筋肉を使います。
重りを頭上へ押し上げる種目。 主に肩や腕を鍛えます。
バーベルを持って肘を曲げ伸ばしする種目。 上腕二頭筋を狙います。
肘を曲げ伸ばして上腕三頭筋を鍛える種目。 ダンベルやEZバーなどを使います。
上からバーを引き下ろす種目。 広背筋を中心に背中を鍛えます。
自分の体重を使って体を引き上げる種目。 背中や腕を鍛えます。
前傾姿勢でバーベルやダンベルを引き上げる種目。 背中の厚みを作る代表的な種目です。
専用マシンを使って脚で重量を押す種目。 脚全体を鍛えやすい人気種目です。
膝を曲げる動作でハムストリングを鍛えるマシン種目。
かかとを上げ下げしてふくらはぎを鍛える種目。
ダンベルを横方向へ上げる種目。 肩の中部を狙う代表的な種目です。
ダンベルなどを前方へ上げる種目。 肩の前部を鍛えるときに使われます。
肘を曲げて上腕二頭筋を鍛える種目の総称。
片脚を後ろの台などに乗せて行うスクワット。 脚やお尻に強い刺激を入れやすい種目です。
セット・回数・休憩の用語
「1回だけ持ち上げられる最大重量」。 最大筋力を表す目安として使われます。
「Repetition Maximum」の略。 何回まで反復できる重量かを表します。
10回程度で限界になる重量。 8~12回程度の筋肥大トレーニングの目安として使われることがあります。
セットとセットの間に休む時間。 短くするときと長くするときでトレーニングのやり方が変わります。
限界近くまで行った後、重量を落として休憩を短くして続ける方法。
2種類の種目をほとんど休まず連続して行う方法。 時間短縮や強い刺激を狙うときに使われます。
同じ筋肉群を狙う2種目を続けて行う方法を指すことがあります。
3種目以上をほとんど休まず連続して行う方法。
複数の種目を順番に行い、 全身を連続して動かしていくトレーニング方法。
これ以上できないところまで力を出し切ること。 「限界まで追い込む」という意味で使われます。
正しいフォームでこれ以上反復できない状態。 筋トレでは重要な目安になります。
強度・負荷に関する用語
バーベルやダンベルなどで扱っている重さ。
筋肉や体にかかる刺激。 重量だけでなく、回数、テンポ、可動域などでも変わります。
その人にとってかなり重い重量。 筋力向上を狙ったトレーニングなどで使われます。
比較的軽い重量。 高回数で行う場合などに使われます。
高重量と低重量の中間あたりの負荷。 ボディービルでは扱いやすい重量として使われることがあります。
少しずつ重量や回数などを増やして、 筋肉への負荷を高めていく考え方。
漸進性過負荷の英語表現。 筋肉を成長させるために徐々に刺激を増やしていく考え方です。
「自覚的運動強度」のこと。 どれくらいキツかったかを数字で表す方法です。
「あと何回できたか」を表す考え方。 RIR2なら「あと2回くらいできた」という意味です。
食事・栄養の用語
筋肉や体を作る重要な栄養素。 肉、魚、卵、大豆製品などに多く含まれます。
タンパク質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)のこと。 食事管理の基本としてよく使われます。
タンパク質・脂質・炭水化物をどのくらい摂るかというバランス。
食事から摂るエネルギー量の目安。 増量でも減量でも重要な数字です。
PFCなどの主要栄養素をまとめて管理する考え方。 海外では「マクロ」と呼ぶことがよくあります。
栄養バランスを意識し、 加工度の低い食品などを中心に食べるスタイルを指すことがあります。
減量中などに計画的に摂取カロリーを増やす日を指して使われる言葉。 ただし、必ず必要というものではありません。
減量中に炭水化物などの摂取量を一時的に増やす方法。 コンディション調整などの目的で行われることがあります。
体内の水分状態。 大会前のコンディション作りでは特に意識される言葉です。
減量・増量の用語
筋肉量を増やすことを目的に、 摂取カロリーを増やしながらトレーニングする期間。
筋肉量を増やして体を大きくすること。 単純に体重を増やすのではなく、筋肉を増やすのが目的です。
体脂肪の増加をできるだけ抑えながら筋肉量を増やしていく増量方法。
体脂肪を落として体を絞ること。 大会に出る選手にとっては特に重要な期間です。
筋肉を残しながら体脂肪を落とし、 筋肉の形をはっきり見せること。
大会などでどれだけ体が完成しているかを表す言葉。 脂肪、筋肉、コンディションなどをまとめて見ます。
体脂肪を減らして筋肉の輪郭をはっきりさせること。
大会前など、かなり体脂肪を落としている終盤の時期。 食事や疲労などの管理が特に重要になります。
大会に出ていない期間。 筋肉量を増やすための増量期として使われることがあります。
大会に向けて体を仕上げている期間や大会シーズン。
サプリメントの用語
タンパク質を補うためのサプリメント。 トレーニング後や普段の食事の補助として使われます。
牛乳由来のタンパク質を使ったプロテイン。 吸収が比較的速いことで知られています。
牛乳由来のタンパク質の一種。 ホエイに比べてゆっくり消化される特徴があります。
必須アミノ酸9種類のこと。 トレーニング中などに利用されることがあります。
必須アミノ酸のうち、バリン・ロイシン・イソロイシンの3種類。 筋トレ界隈で昔からよく知られているサプリメントです。
高強度運動のエネルギー供給を助ける成分。 筋力トレーニングをする人に人気のサプリメントです。
トレーニング前に飲むサプリメントやドリンク。 カフェインなどを含む商品があります。
複数のビタミンをまとめて補給するためのサプリメント。
サプリメントの略。 食事だけでは補いにくい栄養素を補助する目的で使います。
ボディービル大会の用語
ボディービルダーがステージ上で体を披露し、 筋肉やバランス、コンディションなどを競うイベント。
ボディービル大会を指す言葉。 フィットネス競技ではよく使われます。
ボディービル、クラシックフィジーク、メンズフィジークなど、 大会内の競技区分。
本選に進む選手を絞り込むための審査。 大会によって形式が異なります。
上位選手によって最終的な順位を決めるステージ。
決勝ステージのこと。 最終的な順位を決める重要な場面です。
男子のボディービル競技。 筋肉量、バランス、コンディションなどが重視されます。
筋肉量だけでなく、ウエストの細さやクラシックな体型、 全体の美しさを重視する競技カテゴリー。
上半身を中心としたVシェイプやスタイルを重視するカテゴリー。 ボディービルより筋肉量の基準が異なります。
女性の筋肉量、バランス、コンディションなどを競うカテゴリー。
女性カテゴリーの一つ。 筋肉量だけでなく、全体のバランスや女性らしいボディラインなどを重視します。
ポージングの用語
ステージ上で筋肉や体の形を見せるためのポーズ。 大会では非常に重要な技術です。
大会で決められている基本のポーズ。 審査員が選手を比較するときに使われます。
正面を向いて両腕を上げ、 上腕二頭筋や肩、胸などを見せる代表的なポーズ。
正面から広背筋を広げ、 上半身の横幅を見せるポーズ。
横向きになって胸、腕、脚などを見せるポーズ。
横向きで上腕三頭筋を強調して見せるポーズ。
後ろを向いて両腕を上げ、 背中や腕、脚の筋肉を見せる代表的なポーズ。
後ろから広背筋を広げ、 背中の広がりを見せるポーズ。
腹筋と脚を同時に見せるポーズ。 腹部の絞りや脚の仕上がりが分かりやすいポーズです。
全身の筋肉を一気に強調して見せるポーズ。 迫力や筋肉量が分かりやすいポーズです。
選手が自分で構成して見せるポージング。 自分の長所をアピールする大切な時間です。
大会の審査に関する用語
選手の筋肉量、バランス、シンメトリー、コンディション、 ポージングなどを比較して順位を決めること。
複数の選手を同じポーズで並べて比較する審査。
左右のバランスが整っていること。 体全体の美しさを判断するときに重要な要素です。
胸、背中、肩、腕、脚など各部位の発達の釣り合い。 一部分だけ大きくても全体のバランスが悪いと評価に影響します。
筋肉の細かな形や筋、分離感など。 仕上がった体ほど細部がはっきり見えます。
筋肉と筋肉の境目がはっきり見える状態。 コンディションの良さを表す言葉として使われます。
筋肉同士の境目がくっきり見えること。 大会仕上がりの評価につながる重要な要素です。
筋肉の大きさ。 ボディービルでは筋肉量の多さが重要な評価要素の一つです。
ステージ上での存在感や見せ方。 ポーズだけでなく、立ち振る舞いなども含めて考えられます。
コンディションに関する用語
大会時の体の仕上がり具合。 体脂肪、筋肉の張り、むくみ、血管の見え方などを含めて表現します。
筋肉のカットや血管がかなりはっきり出ている状態を表す口語表現。
余分な水分が少なく、 筋肉がシャープに見える状態を表現することがあります。
筋肉が膨らんで見える状態。 大会前やトレーニング直後などに使われます。
トレーニングによって筋肉へ血液が集まり、 一時的に筋肉が大きく張って見える状態。
筋肉をパンプさせること。 大会前のパンプアップなど、見た目を整える目的でも使われます。
体内の水分バランスなどによって、 皮膚の下に水分がたまって見える状態。
体脂肪が低く筋肉が発達すると、 腕や肩などの血管が目立つようになります。
ジム・器具の用語
バーベルやダンベルなど、 軌道が固定されていない器具を使ったトレーニング。
軌道がある程度固定されているトレーニング器具。 部位を狙いやすいのが特徴です。
スクワットやベンチプレスなど、 バーベル種目を安全に行いやすくする大型器具。
バーベルの軌道がレールで固定されているマシン。 安定してトレーニングしやすいのが特徴です。
ケーブルを使ってさまざまな角度からトレーニングできるマシン。
波打った形のバーベル。 カール系の種目などで使われます。
両手に1つずつ持って使える重量器具。 左右を独立して動かせるのが特徴です。
バーベルなどに取り付けて重量を調整する円盤状の重り。
ベンチプレスやダンベルトレーニングなどに使う台。 フラット、インクラインなど種類があります。
握力を補助するトレーニングギア。 特に背中の引く種目で使われます。
手首を固定・補助するためのギア。 ベンチプレスなどで使われることがあります。
腰回りを支えるために使うベルト。 スクワットやデッドリフトなどで使用されます。
トレーニング方法の用語
Push・Pull・Legsの略。 押す動作、引く動作、脚に分けて鍛える方法です。
胸、肩、三頭筋など「押す」動作に関わる筋肉をまとめて鍛える日。
背中、二頭筋など「引く」動作に関わる筋肉をまとめて鍛える日。
太ももやお尻、ふくらはぎなど、脚をまとめて鍛える日。
体を部位ごとに分けてトレーニングする方法。 胸の日、背中の日、脚の日などに分けます。
1回のトレーニングで全身を鍛える方法。 初心者にも取り入れやすい方法のひとつです。
同じ筋肉や部位を比較的多い頻度で鍛えること。
ある部位を鍛える間隔を長めに取る方法。
トレーニング量のこと。 セット数、回数、重量などを合わせて考える場合があります。
どのくらいの量をトレーニングしたかを表す考え方。 重量×回数×セット数などで考えることがあります。
疲労を抜くために、一定期間トレーニング量や重量を落とすこと。
トレーニング量や疲労が回復能力を上回っている状態を指す言葉。
トレーニング後に休養・栄養を取ることで、 体が以前より高い状態に回復するという考え方。
ボディービル界隈でよく使う言葉
筋肉量や体の大きさのこと。 「バルクがある」は筋肉が大きく見えるという意味で使います。
筋肉量が多く、体が大きいこと。 ボディービル界隈ではかなり頻繁に使われる言葉です。
筋肉量を増やして体を大きくすること。 基本的には増量や筋肥大を目的とします。
筋肉がかなり疲労するところまでトレーニングすること。 「しっかり追い込む」という言い方をよくします。
狙っている筋肉にきちんと刺激を入れること。 「胸に効かせる」などと使います。
狙った筋肉に刺激が入っている感覚があること。 「今日は背中に効いてる」といった使い方をします。
筋肉がパンプして大きく見えている状態。
体脂肪が低く、筋肉のカットやコンディションが良く、 大会に向けて体が完成に近い状態。
他の部位と比べて発達が遅れている筋肉。 弱点を重点的に鍛えることを「弱点強化」と言います。
発達が良く、自分の長所になっている筋肉。
左右の筋肉の大きさや形に違いがあること。 ボディービルではできるだけバランスを整えることが重視されます。
筋肉の断面積が大きくなること。 ボディービルでは基本となる目的のひとつです。
どれだけ大きな力を出せるかという能力。 筋肥大とは似ていますが、同じものではありません。
トレーニング中に筋肉が張っていく感覚。 ボディービルダーが重視する感覚のひとつです。
種目、重量、回数、セット数などを記録するもの。 前回より少しでも伸ばすために役立ちます。
ボディービル用語をざっくり整理すると
ボディービルの用語は、大きく分けると 「筋肉を大きくする」「体脂肪を落とす」「トレーニングを管理する」 「大会で体を見せる」という4つの分野に分けると理解しやすいです。
特に初心者が最初に覚えたいのは、 「レップ」「セット」「インターバル」「1RM」「パンプ」「バルク」「カット」 「PFC」「増量」「減量」「ポージング」あたり。 このあたりが分かるようになると、筋トレ動画やボディービル大会の話もかなり理解しやすくなります。
また、ボディービルやフィットネス競技では、 単純に筋肉が大きければいいというわけではなく、 バランス、シンメトリー、ディテール、コンディション、 ポージングなども重要になります。