キャバクラ業界用語とは
キャバクラには、普通のお店ではあまり使わない独特の言葉がけっこうあります。 「本指」「場内」「同伴」「アフター」「ヘルプ」「黒服」「バック」など、 初めて聞くと何のことか分かりにくい言葉も多いです。
このページでは、キャバクラで実際によく聞く言葉を中心に、 お店の仕組みから接客、指名、料金、売上、キャストの仕事、スタッフの仕事まで、 幅広くまとめています。
カテゴリーから探す
キャバクラ業界の用語を分かりやすく解説
キャバクラの基本用語
キャストの女性とお客さんが席について会話やお酒を楽しむ接待型の飲食店。 「キャバ」と略して呼ぶこともあります。
キャバクラで接客する女性のこと。 「キャスト」「女の子」と呼ぶお店もあります。
お客さんを接客する女性スタッフのこと。 「キャバ嬢」より少し業界っぽい呼び方です。
キャバクラで働く男性スタッフのこと。 ホール、キャスト管理、会計などいろいろな仕事を担当します。
黒服スタッフを指す言葉。 店内での案内やドリンク運び、キャストのサポートなどをします。
お店そのもの、または店内の規模を表す言葉。 「この箱大きいね」のように使います。
文字どおりお客さんがキャストと過ごすお店の中のこと。
お客さんが座っているテーブル席のこと。 「何番卓」「○卓のお客さん」などと使います。
お客さんが座ってキャストと過ごす場所。 キャバクラでは「卓」と呼ぶことも多いです。
キャストに関する用語
比較的安定して出勤するキャストのこと。 お店によって勤務日数の基準は違います。
週に何日も出勤する働き方。 専業に近いスタイルのキャストに多いです。
学業や本業などと両立しながら、出勤日を限定して働くスタイル。
「体験入店」の略。 本採用になる前に実際にお店で働いてみることです。
お店の雰囲気や仕事内容を確認するために、 お試しで1日など働くこと。
体験入店を終えて、そのお店で正式に働き始めること。
入店したばかりのキャスト。 新人期間として指名を取りやすい制度があるお店もあります。
指名や売上が多く、お店でも人気の高いキャストのこと。
売上や指名数などでお店の中心になっている人気キャスト。
売上や指名本数などを基準にしたキャストの順位。 「ナンバー入り」は上位に入ることです。
今まで働いていたお店を辞めて、別のキャバクラへ移ること。
複数の仕事やお店で働くこと。 キャバクラと昼職を掛け持ちするケースもあります。
スタッフ・黒服の用語
キャバクラの男性スタッフ。 ホール業務だけでなく、キャストの管理や売上管理などもします。
店内全体の接客環境を管理するスタッフ。 案内、灰皿交換、ドリンク提供などを行います。
お客さんの席にどのキャストを付けるかを調整する仕事。 お店の売上にも関わる重要な役割です。
会計を担当するスタッフ。 売上や伝票などを管理します。
お店全体の営業やスタッフ、売上などを管理する責任者。
店舗や会社を統括する立場の人。 オーナーと兼任している場合もあります。
お店の経営者。 店長よりさらに上の立場になるのが一般的です。
店舗の事務や管理など、接客以外の仕事をするスタッフ。
お客さんに関する用語
指名するキャストを決めずに来店するお客さん。 最初はいろいろなキャストが順番に接客することがあります。
初めてそのお店に来たお客さん。 お店によっては新規向けの料金やサービスがあります。
一度だけでなく、何度も来店するお客さん。
高額な利用や頻繁な来店をするお客さん。 キャストから見ると大きな売上につながるお客さんです。
使う金額が比較的少ないお客さんを指す言葉。
女性のお客さんを指して使われることがある業界用語。
複数人でまとまって来店するお客さん。
継続的に来店してくれる見込みのあるお客さんを指すことがあります。
指名に関する用語
お客さんが特定のキャストを選んで接客してもらうこと。 キャバクラでは売上に直結する大事な仕組みです。
お客さんが最初から「このキャストを指名したい」と決めて来店すること。 お店によっては「本指」と略します。
フリーで入店したお客さんが、 店内で気に入ったキャストをその場で指名することです。
場内指名の略。 フリーのお客さんから店内で指名をもらうことです。
今まで指名していたキャストから、別のキャストへ指名を変更すること。
一定期間にどれだけ指名を取ったかを数えたもの。 キャストの評価やランキングに使われることがあります。
本指名の件数。 売上と並んで重要視されることがあります。
同伴・アフターに関する用語
キャストがお客さんと店の外で食事などをしてから、一緒に出勤すること。 指名や同伴料などにつながります。
お客さんと待ち合わせをして食事などをした後、 そのまま一緒にお店へ行って出勤すること。
お店の近くなどで待ち合わせして、 短時間で食事を済ませて出勤するような同伴。
営業終了後に、お客さんとキャストが店の外で飲食などをすること。 同伴と違って、基本的には営業後です。
お店を終えた後にお客さんと過ごすこと。 アフターと同じような意味で使われます。
同伴をしたキャストに支給される歩合や手当。 金額や条件はお店によって違います。
接客・席回しに関する用語
指名キャストが別のお客さんを接客している間などに、 サポートとして席につくキャストのことです。
指名キャストではないけれど、 指名客の席にサポートとして入ること。
お客さんの席にどのキャストを付けるかをスタッフが調整すること。 キャストの売上や営業状況を見ながら判断します。
付け回しのこと。 「今日は回しが厳しい」などと使います。
お客さんの席について接客すること。 「この卓に着いて」などとスタッフが使います。
いったん席を離れること。 ヘルプのキャストが別の席へ移るときなどに使います。
営業終了後にキャストを自宅や希望場所まで送ること。 専用車やスタッフが担当するお店もあります。
お客さんの席についていない状態で、 店内の待機スペースなどで待っていること。
料金・会計に関する用語
一定時間の料金単位。 「60分1セット」などのように使います。
一定時間の基本料金。 店舗によって時間や料金設定が違います。
セット時間を超えて、そのまま席を利用すること。 延長料金が追加されます。
お客さんが時間内に退店の意思を伝えなければ、 自動的に延長になるシステム。 採用しているかどうかは店舗ごとに違います。
キャストを指名する際にかかる料金。 本指名と場内指名で違う料金設定の場合もあります。
同伴をした際に発生する料金。 金額や仕組みは店舗によって異なります。
基本料金や飲食代などに加えてかかるサービス料金。 パーセンテージ方式のお店もあります。
会計時に加算される消費税など。 表示価格に含まれているかどうかは店によって違います。
セット、指名、ドリンク、サービス料、税などを全部含めた最終的な会計金額。
席で注文したドリンクや指名などを記録する会計用の伝票。
ドリンクに関する用語
セット料金に含まれている飲み放題系のお酒。 内容はお店によって違います。
お客さんがキャストのために注文するドリンク。 キャストのバック対象になることがあります。
場内指名中などにキャストが注文するドリンク。 お店によって扱いが違います。
ウイスキー、ブランデー、焼酎、シャンパンなどのボトル商品。 高額商品になることもあります。
一度購入したボトルを店で保管して、 次回以降も飲めるようにする仕組み。
キャバクラではイベントや記念日などに注文されることが多い人気商品。 ボトル売上の大きな柱になることもあります。
シャンパンボトルを積み上げて演出するもの。 バースデーイベントなどで行われることがあります。
「オリジナルシャンパン」の略。 キャストの名前や写真などを入れたオリジナルボトルです。
高級シャンパンブランド「アルマン・ド・ブリニャック」の通称。 高額ボトルとして知られています。
「モエ・エ・シャンドン」の略称。 キャバクラでもよく見かけるシャンパンブランドです。
売上に関する用語
キャストが担当したお客さんの会計金額や、 店舗で作った売上を指します。
税やサービス料などを加える前の金額。 ドリンクやセット料金などの合計を指すことが多いです。
一定の売上をキャストと店側で分ける給与システム。 完全折半など条件はお店によって違います。
売上や指名、ドリンクなどにポイントを付け、 そのポイントによって給与や評価を決める仕組み。
売上額などに応じて付くポイント。 時給や順位に影響する場合があります。
指名本数やドリンク本数など、 「何件・何本取ったか」を表す言葉。
月や期間ごとの売上を確定させること。 締め日を基準にランキングや給与が決まることがあります。
売上や給与の集計を区切る日。 月末締めなど、店舗ごとに決まっています。
給料・バックに関する用語
キャストが勤務した時間に応じてもらう基本給与。 条件によって変動することがあります。
指名、ドリンク、同伴、ボトルなど、 キャストの売上に応じて支払われる歩合・手当のこと。
お客さんが注文したキャストドリンクなどに対して支払われる歩合。
指名を取ったことで支払われる歩合。 本指名と場内指名で金額が違うこともあります。
ボトル注文に応じてもらえる歩合。 高額ボトルでは大きなバックになる場合があります。
売上や指名などの実績に応じて時給が上下する給与システム。
一度指名したキャストを基本的に固定する制度。 採用しているかどうかは店舗によって違います。
入店直後など、一定期間の売上に関係なく保証される時給。
無断欠勤、遅刻などのルール違反に対して発生する減額や罰則。 内容は店舗によって違います。
店舗のルール違反などに対する金銭的なペナルティとして使われる言葉。 実際の取り扱いは店舗の規定によります。
営業・営業活動の用語
お客さんに連絡して来店を促すこと。 LINE、電話、SNSなどを使って連絡します。
お客さんに来店を促すために送るLINE。 「今日出勤だよ」などの連絡も含まれます。
来店を促す目的でお客さんに電話すること。
恋愛感情を持っているように感じさせる形で来店や指名につなげる営業方法。 お客さんとの距離感の取り方が重要になります。
お客さんと友達のような距離感で接する営業スタイル。
お客さんに甘えたり、 女性らしさを前面に出したりして接客する営業スタイルを指すことがあります。
恋愛や性的な関係を利用して指名や売上につなげようとする営業を指す言葉。 強い言葉なので、一般的な営業とは区別して考えたほうがいい言葉です。
定期的にメッセージを送ってお客さんとの関係を維持すること。
出勤日や予定日が近づいたときに、 本当に来店するかお客さんへ確認すること。
イベントに関する用語
キャストの誕生日を記念して行うイベント。 シャンパンや店内装飾などで盛大に行われることがあります。
誕生日に合わせて集客し、 売上を作るための特別営業日。
お店が開店してから○周年を迎えたことを記念するイベント。
店の周年を記念して行う特別営業。 豪華なボトルや企画が用意されることもあります。
キャストが水着姿などの特別衣装で接客するイベント。 夏場に行われることが多いです。
キャストが普段と違う衣装で接客するイベント。 ハロウィンなどに行われることがあります。
普段とは違うドレスや衣装で営業する特別イベント。
月間売上の締め日に合わせて、 指名やボトル注文などを集中的に狙う営業日のこと。
ランキング・評価の用語
月間売上や指名本数などの部門で1位になったキャスト。 店の看板的な存在になることもあります。
月間ランキングなどで上位に入ること。
一定期間の売上金額を基準にしたキャストの順位。
指名本数などを基準にしたランキング。
同伴本数などで順位を競うランキング。
月間の実績を締めて、 ランキングや給与を確定するタイミング。
店舗運営に関する用語
営業開始の時間。 「○時オープン」などと使います。
ラストオーダーや営業終了が近い時間帯を指す言葉。 店舗によって意味合いが少し違います。
ドリンクなどの注文を受け付ける最終時間。
営業終了後に売上集計、会計確認、片付けなどを行う作業。
会計管理をする担当者や会計カウンターを指します。
会計処理を行う場所や機械。 売上の管理にも使われます。
お客さんの来店履歴、担当キャスト、誕生日などの情報を管理すること。
出勤、売上、指名、給与など、 キャストに関するさまざまな情報を管理すること。
トラブル・注意事項の用語
他のキャストの指名客に対して、 意図的に強く営業をかけるなどして関係を壊してしまう行為を指すことがあります。
他のキャストが担当しているお客さんに、 自分の指名を移そうとするような行為。
同じキャストに複数のお客さんから指名が入ること。 人気キャストほど起こりやすいです。
指名しているお客さんが同じ時間帯に重なること。 キャストが席を行き来する場面が増えます。
同伴予定が同じ時間に重なってしまうこと。 スケジュール調整が必要になります。
予定していた来店や同伴を直前になってキャンセルすること。
連絡をせずに出勤しないこと。 店舗ルールによってはペナルティの対象になります。
決められた出勤時間に遅れること。 キャバクラでは勤務管理上かなり重要です。
お酒を飲みすぎて正常に接客できない状態。 自分の体調管理もキャストの仕事のひとつです。
料金、接客、キャスト、スタッフなどについて、 お客さんから寄せられる苦情や問い合わせ。
夜職・水商売関連の用語
夜間に営業する飲食店や接客業などで働く仕事をまとめて呼ぶ言葉。 キャバクラ、ラウンジ、クラブなどが含まれます。
キャバクラ、クラブ、スナックなど、 接客を伴う夜の飲食業をまとめて表現する昔からの言葉です。
夜職で働く女性を指すカジュアルな呼び方。
一般的な昼間の仕事。 夜職との掛け持ちをする人もいます。
昼職などをせず、 夜職を中心に働いている状態を指すことがあります。
キャバクラに近い接客業態のひとつ。 システムや接客スタイルは店舗によってかなり違います。
高級感のある接客を特徴とする水商売の業態。 ママや係制度など独特の仕組みを持つ店もあります。
カウンター越しの接客を中心とする小規模な飲食店。 ママやスタッフとの会話を楽しむスタイルが一般的です。
女性スタッフがカウンター越しに接客する業態。 キャバクラとは営業形態や接待の仕組みが異なります。
キャバクラ業界用語をざっくり整理すると
キャバクラの用語は、大きく分けると「誰が接客するか」「誰を指名するか」 「いくら売り上げたか」「どんな営業をしたか」という4つの話が中心です。
特に覚えておきたいのは、 「本指名」「場内指名」「同伴」「アフター」「ヘルプ」「バック」「付け回し」あたり。 このあたりが分かると、キャバクラの仕組みがかなり理解しやすくなります。
また、「太客」「細客」「エース」「ナンバー」などは、 キャストとお客さんの関係や売上を表す言葉です。 店によって細かな使い方や制度が違うので、 実際にはそのお店独自のルールも確認する必要があります。