第二種電気工事士試験の用語集

第二種電気工事士試験に関する用語をまとめました。 電気理論、配線、電線、器具、材料、工具、施工、検査、配線図、法令、技能試験など、試験勉強でよく出てくる言葉をできるだけ分かりやすく説明しています。

「オームの法則」「電力」「許容電流」といった電気の基本から、「リングスリーブ」「VVFケーブル」「ランプレセプタクル」「複線図」など、第二種電気工事士なら覚えておきたい言葉まで幅広く掲載しています。

※このページは学習用に作成したオリジナルの用語集です。実際の試験問題そのものを転載したものではありません。

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英数字
電気理論
工具・材料
技能試験

ア行

アース

電気設備を大地とつないで、漏電したときなどに電流を安全に逃がすための接地のことです。

アース線

電気機器などを大地に接続するための電線。感電防止などのために重要です。

圧着

電線と端子などを、専用の工具を使って強く接続する作業です。

圧着端子

電線を圧着して接続するために使う端子です。

圧着工具

電線や端子などを圧着するための専用工具です。

アンペア

電流の大きさを表す単位。記号はAです。

インピーダンス

交流回路で電流の流れにくさを表す量。単位はΩです。

オーム

電気抵抗の単位。記号はΩです。

オームの法則

電圧、電流、抵抗の関係を表す基本法則。「電圧=電流×抵抗」として覚えると分かりやすいです。

カ行

過電流

電線や機器などに、通常より大きな電流が流れることです。

過電流遮断器

過大な電流が流れたときに、回路を自動的に遮断するための装置です。

回路

電流が流れるためにつながった電気の道筋のことです。

回路図

電気回路の接続関係を記号などで表した図です。

解放

電気回路を途中で切り離して、電流が流れない状態にすることです。

開閉器

電気回路を開いたり閉じたりするための器具です。

加熱

電流によって電気エネルギーが熱エネルギーに変わることです。

許容電流

電線に安全に流すことができる電流の上限です。

活線

電圧がかかっていて、電気が通じている状態の電線や回路のことです。

感電

人体に電流が流れること。電気工事で特に注意しなければならない危険の一つです。

クランプ

電線などを挟んで固定する部品や工具などを表す言葉です。

クリップ

電線などを挟んで接続したり固定したりする部品です。

ケーブル

複数の電線をまとめて外側の被覆で保護したものなどを指します。

検電

電線や端子などに電圧がかかっているか確認することです。

検電器

電線などが活線状態かどうかを確認するための器具です。

結線

電線を器具や端子などに接続することです。

サ行

差込形コネクタ

複数の電線を差し込んで接続するための器具です。

三相交流

3つの交流電圧を組み合わせた電力方式。主に動力設備などで使用されます。

三路スイッチ

2か所から1つの照明を操作する回路などに使用されるスイッチです。

地絡

電路と大地との間に電気的な接続ができることです。

絶縁

電気が本来流れる場所以外へ流れないようにすることです。

絶縁抵抗

電線や電気設備の絶縁性能を表す抵抗値です。

絶縁抵抗計

絶縁抵抗を測定するための計器。メガーとも呼ばれます。

接地

電気設備などを大地に接続することです。

接地極

コンセントなどで接地線を接続するための極です。

接地線

機器などを接地するために使用する電線です。

接地抵抗

接地極から大地へ電流が流れるときの抵抗です。

絶縁電線

導体の外側を絶縁物で覆った電線です。

スイッチ

電気回路を開閉して、照明などの電気機器を操作する器具です。

スイッチボックス

スイッチなどの配線器具を取り付けるための箱です。

タ行

単線

1本の導体で構成された電線のことです。

単相交流

住宅などで一般的に使用される交流電源の方式です。

単相2線式

2本の電線を使って電力を供給する配電方式です。

単相3線式

3本の電線を使って100Vと200Vの電源を供給できる配電方式です。

端子

電線や機器などを電気的に接続する部分です。

端子台

複数の電線をまとめて接続できる器具です。

端子ねじ

電線を端子部分に固定するためのねじです。

短絡

電源の両端などが非常に低い抵抗でつながり、大きな電流が流れる状態です。

直列接続

電気部品を一列につないだ接続方法です。

直流

電流の向きが基本的に一定方向に流れる電気です。

通電

電線や回路に電流を流すことです。

通電試験

配線した回路へ実際に電気を流して正常に動作するか確認する試験です。

電圧

電流を流そうとする電気的な圧力のようなもの。単位はVです。

電圧降下

電線などの抵抗によって、電源側より負荷側の電圧が低下することです。

電気抵抗

電流の流れにくさを表す量。単位はΩです。

電気工事士

一定の電気工事を行うために必要な資格制度です。第二種電気工事士はその一つです。

電気用品

電気用品安全法の対象となる電気製品などを指す言葉です。

電力量

一定時間に消費した電気エネルギーの量。WhやkWhなどで表します。

電力

電気エネルギーを使う速さを表すもの。単位はWです。

電線

電気を流すための導体。銅などが使われます。

導体

電気をよく通す物質や、その部分のことです。

ナ行

内線規程

電気設備の屋内配線などについて、安全な施工を行うための実務的な基準として広く参照されている資料です。

二線式

2本の電線を使用する配電方式を表す言葉です。

ネオン管

放電による発光を利用したランプ。電気工事士試験では電気材料や表示器具などの問題で登場することがあります。

熱電効果

温度差によって電圧が発生する現象。電気理論の学習で知っておきたい用語です。

ハ行

配線

電源から照明やコンセントなどへ電気を送るために電線を配置・接続することです。

配線器具

スイッチ、コンセント、引掛シーリングなど、屋内配線で使用する器具の総称です。

配線図

電気設備の接続関係を図記号などで表した図です。

配線用遮断器

過電流などから電路を保護するために設置される遮断器です。

白熱電球

フィラメントに電流を流して発光させる電球です。

バイパス

本来の経路とは別に電流などを通す経路を作ることです。

被覆

電線の導体部分を覆っている絶縁物のことです。

ヒューズ

過大な電流が流れたときに溶断して回路を保護する部品です。

負荷

電気を消費する機器や装置のこと。照明器具や電熱器などが負荷になります。

複線図

電気工事の実際の電線接続を、一本一本の線で表した図です。

分岐回路

幹線から分かれて、照明やコンセントなどへ電力を供給する回路です。

ブレーカ

過電流などの異常が発生したときに回路を遮断する装置です。

分電盤

住宅などで電気を各回路へ分配し、ブレーカなどを収める設備です。

ベル

電磁石などを利用して音を出す機器。電気工事の配線問題などに登場することがあります。

ボックス

スイッチや電線の接続部分などを収めるために使用する箱です。

防雨形コンセント

屋外など、雨水の影響を受ける場所で使用するために作られたコンセントです。

マ行

巻線

コイルなどに線を巻いた部分のことです。

マイナスドライバー

マイナス形状のねじを回すための工具です。

メガー

絶縁抵抗を測定する計器。絶縁抵抗計ともいいます。

メートル

電線の長さなどを測るときに使う長さの単位です。

モータ

電気エネルギーを機械的な回転運動に変える機器です。

ヤ行

屋内配線

住宅や建物の内部に設置する電気配線のことです。

有効電力

交流回路で実際に仕事をする電力。単位はWです。

誘導

電磁誘導など、電気と磁気の関係によって電圧や電流が生じる現象です。

誘導電動機

電磁誘導を利用して回転する交流モータです。

ラ行

ランプレセプタクル

白熱電球などを取り付けるための照明器具。第二種電気工事士の技能試験でよく知られている器具です。

リングスリーブ

複数の電線を圧着接続するために使用する筒状の部品です。

リングスリーブ用圧着工具

リングスリーブを適切に圧着するための専用工具です。

漏電

電流が本来の回路から外れて、大地などへ流れることです。

漏電遮断器

漏電を検知したときに回路を遮断するための保護装置です。

露出形

器具や配線などが壁などの内部に埋め込まれず、表面側に取り付けられている形です。

露出コンセント

壁などの表面に取り付けて使用するタイプのコンセントです。

ワ行

ワット

電力の単位。記号はWです。

ワットアワー

電力量を表す単位。Whと表記します。

渡り線

電気器具などの端子間をつないで、電気を別の端子へ渡すための電線です。

ワイヤーストリッパー

電線の被覆をむくために使用する工具です。

英数字

A

アンペア。電流の単位です。

AC

交流を表す略語です。

DC

直流を表す略語です。

EM-EEF

建物内の配線などに使用されるケーブルの種類の一つです。

JIS

日本産業規格のこと。電気設備や器具などにも関連する規格が数多くあります。

kW

キロワット。1000Wを1kWとします。

kWh

キロワット時。電力量を表す単位です。

LED

発光ダイオードを利用した照明など。省エネルギー性に優れた照明として広く使われています。

mA

ミリアンペア。1Aの1000分の1です。

Ω

オーム。電気抵抗の単位です。

V

ボルト。電圧の単位です。

VVF

住宅などの屋内配線でよく使われる、ビニル絶縁ビニルシースケーブルです。

W

ワット。電力の単位です。

電気理論に関する用語

電流

電線などを流れる電気の量。単位はAです。

電圧

電流を流そうとする電気的な力。単位はVです。

抵抗

電流の流れにくさを表す量。単位はΩです。

電力

電気が仕事をする速さを表す量。単位はWです。

電力量

一定時間に使用した電気エネルギーの量です。

直列回路

電気部品を一列につないだ回路です。

並列回路

電気部品を枝分かれさせて接続した回路です。

合成抵抗

複数の抵抗を一つの抵抗として考えたときの抵抗値です。

電力率

交流回路で、電力がどれだけ有効に使われているかを示す割合です。

周波数

交流電流などが1秒間に繰り返す回数。単位はHzです。

交流

電圧や電流の向き・大きさが周期的に変化する電気です。

工具・材料に関する用語

ペンチ

電線を切ったり、曲げたり、つかんだりするために使う工具です。

ニッパ

電線などを切断するための工具です。

ドライバー

ねじを回すための工具です。

電工ナイフ

電線の被覆を切ったり加工したりするための工具です。

ワイヤーストリッパー

電線の被覆を簡単にはがすための工具です。

圧着ペンチ

端子やリングスリーブなどを圧着するための工具です。

VVFストリッパー

VVFケーブルの外装や絶縁被覆を加工するための専用工具です。

リングスリーブ

電線同士を圧着接続するための部品です。

差込形コネクタ

電線を差し込んで接続するための接続器具です。

引掛シーリング

住宅の照明器具などを取り付けるために使われる配線器具です。

埋込連用取付枠

スイッチやコンセントなどの埋込形配線器具を取り付けるための金属枠です。

技能試験に関する用語

技能試験

第二種電気工事士の実際の施工技能を確認する試験です。2026年度は候補問題No.1~No.13が公表されています。

候補問題

技能試験で出題される可能性のある問題として、事前に公表されている問題です。

施工条件

技能試験の課題に指定されている、電線の種類、接続方法、器具の使い方などの条件です。

欠陥

技能試験で、施工上の問題があると判断される状態。欠陥の有無は合否に関係します。

複線図

単線図などをもとに、実際に接続する電線を一本一本書き表した図です。

単線図

電気回路を簡略化して表した図。技能試験では単線図から施工内容を読み取ります。

リングスリーブ圧着

複数の電線をリングスリーブに入れて圧着する作業です。

差込形コネクタ接続

指定された電線を差込形コネクタに差し込んで接続する作業です。

被覆剥ぎ取り

電線を接続するために、必要な長さだけ被覆を取り除く作業です。

心線

電線の内部にある電気を流す導体部分です。

心線露出

電線の被覆を取り除いて、内部の導体が見えている状態です。

結線ミス

電線を間違った端子へ接続してしまうこと。技能試験では特に注意が必要です。

圧着マーク

圧着工具でリングスリーブなどを正しく圧着したことを確認するための印です。

施工時間

技能試験の課題を完成させるために使える時間です。2026年度の候補問題ではすべて40分の予定とされています。

配線器具に関する用語

コンセント

電気機器のプラグを差し込んで電源を供給する配線器具です。

2口コンセント

差込口が2つあるコンセントです。

接地極付コンセント

接地極を備えたコンセント。接地が必要な機器などに使用されます。

接地端子

接地線を接続するための端子です。

片切スイッチ

1つの回路を開閉するための一般的なスイッチです。

三路スイッチ

2か所から一つの照明を操作するときなどに使うスイッチです。

四路スイッチ

3か所以上から一つの照明を操作する回路などで、三路スイッチと組み合わせて使用します。

パイロットランプ

電源が入っていることなどを表示するためのランプです。

法令に関する用語

電気工事士法

電気工事士の資格や電気工事の作業範囲などを定める法律です。

電気事業法

電気事業や電気工作物の保安などについて定める法律です。

電気用品安全法

電気用品による危険や障害の発生を防ぐことを目的とした法律です。

一般用電気工作物等

主に一般住宅などに設置される一定の電気工作物を指す、電気工事士試験で重要な法律上の区分です。

電気工事

電気設備の設置、変更、修理などに関係する工事です。

無資格工事

資格が必要な電気工事を、必要な資格を持たない人が行うこと。法令上の規制があります。

PSE

電気用品安全法に基づく安全規制に関係する表示です。

電気工事の施工に関する用語

施工

電気工事を実際に行うことです。

電線管

電線を保護するために使用する管です。

金属管

金属で作られた電線管。電線を機械的な損傷などから保護します。

合成樹脂管

合成樹脂で作られた電線管です。

PF管

可とう性のある合成樹脂製の電線管です。

CD管

コンクリート埋込みなどで使用される合成樹脂製の電線管です。

電線管工事

電線管を使って電線を保護しながら配線する工事です。

露出配線

壁や天井などの内部に埋め込まず、表面に沿って配線する方法です。

埋込配線

壁や天井などの内部に電線や配線器具を収める配線方法です。

検査に関する用語

竣工検査

電気工事が完成した後、設備が適切に施工されているか確認する検査です。

導通試験

回路が正しくつながっているか確認するための試験です。

絶縁抵抗測定

絶縁抵抗計を使って、電線などの絶縁状態を確認する試験です。

接地抵抗測定

接地設備の抵抗値を測定する試験です。

極性

電線や端子などの電気的な接続上の区別。配線工事では正しい極性を意識することが重要です。


第二種電気工事士試験では、電気理論だけでなく、配線器具、電線、工具、施工方法、検査、配線図、法令など幅広い知識が必要になります。

特に「オームの法則」「電力」「電力量」「許容電流」「接地」「絶縁」「VVFケーブル」「リングスリーブ」「ランプレセプタクル」「複線図」などは、学科試験と技能試験の両方を勉強するうえで重要な用語です。

技能試験については、電気技術者試験センターが年度ごとの候補問題を公表しています。2026年度はNo.1からNo.13までの13種類が公表されています。

実際の試験では、用語の意味を覚えるだけでなく、図記号を見て器具を判断したり、配線図から接続方法を読み取ったり、工具を使って実際に施工したりする力も必要です。

※この用語集は学習を目的として作成しています。電気工事を実際に行う場合は、関係法令、技術基準、施工条件、器具・材料の仕様などを必ず確認してください。


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最終更新日:2026年9月