電気工事士 用語集

電圧(でんあつ)

電気を押し出す力のようなものです。単位は「V(ボルト)」です。

電流(でんりゅう)

電気が流れる量のことです。単位は「A(アンペア)」です。

抵抗(ていこう)

電気の流れにくさのことです。単位は「Ω(オーム)」です。

電力(でんりょく)

電気がどれくらい仕事をするかを表すものです。単位は「W(ワット)」です。

電力量(でんりょくりょう)

どれくらいの電気を使ったかを表すものです。電気料金の計算にも使われます。

オームの法則

電圧・電流・抵抗の関係を表す基本的な法則です。電気工事士の試験でもよく出てきます。

直流(ちょくりゅう)

電気が基本的に一方向へ流れる方式です。乾電池などが代表例です。

交流(こうりゅう)

電気の流れる向きや大きさが周期的に変化する方式です。家庭のコンセントなどで使われています。

周波数(しゅうはすう)

交流の電気が1秒間に何回変化するかを表します。単位は「Hz(ヘルツ)」です。

単相(たんそう)

家庭などでよく使われる電気の方式です。

三相(さんそう)

3本の電線を使って電気を送る方式です。工場のモーターなどでよく使われます。

単相2線式(たんそうにせんしき)

2本の電線で電気を送る方式です。比較的簡単な電気設備などで使われます。

単相3線式(たんそうさんせんしき)

3本の電線を使って100Vと200Vを取り出せる方式です。一般住宅でよく使われています。

三相3線式(さんそうさんせんしき)

3本の電線を使って三相交流を送る方式です。動力設備などで使われます。

接地(せっち)

電気設備を大地につなぐことです。漏電したときなどに感電を防ぐために重要です。

アース

接地のことです。電気工事では「アースを取る」などと言います。

接地線(せっちせん)

機器などを大地につなぐための電線です。

接地極(せっちきょく)

地面に埋め込んで、電気設備と大地をつなぐためのものです。

漏電(ろうでん)

本来流れるはずではないところへ電気が漏れてしまうことです。

短絡(たんらく)

電線同士が本来とは違う形で直接つながって、大きな電流が流れることです。「ショート」とも言います。

過電流(かでんりゅう)

電線や機器が想定している以上の電流が流れることです。

過負荷(かふか)

電線や電気機器に許容範囲を超える負荷がかかることです。

絶縁(ぜつえん)

電気が本来流れる場所以外へ流れないようにすることです。

絶縁抵抗(ぜつえんていこう)

電気が漏れにくいかどうかを表す抵抗値です。絶縁状態の確認に使います。

絶縁抵抗計(ぜつえんていこうけい)

絶縁抵抗を測定するための測定器です。「メガー」と呼ばれることもあります。

検電器(けんでんき)

電線などに電気が来ているかどうかを確認する道具です。

テスター

電圧・電流・抵抗などを測定するための測定器です。

クランプメータ

電線を切ったり外したりせずに、流れている電流を測れる測定器です。

導体(どうたい)

電気をよく通す材料のことです。銅やアルミニウムなどが代表的です。

銅線(どうせん)

銅でできた電線です。電気工事では非常によく使われます。

電線(でんせん)

電気を送ったり取り出したりするために使う線です。

ケーブル

電線を絶縁体などでまとめて、扱いやすくしたものです。

VVFケーブル

住宅の屋内配線などでよく使われるケーブルです。「Fケーブル」と呼ばれることもあります。

VVRケーブル

丸い形をしたビニル絶縁ビニルシースケーブルです。

IV線

電気設備の配線などに使われる絶縁電線です。

接続(せつぞく)

電線同士などを電気的につなぐことです。

電線接続

電線同士を確実につなぐ作業です。接続部分が緩んでいると事故の原因になります。

リングスリーブ

電線を圧着して接続するときに使う金属製の部品です。

圧着接続(あっちゃくせつぞく)

専用の工具で端子やスリーブをつぶして、電線をしっかり接続する方法です。

圧着ペンチ

リングスリーブなどを圧着するための工具です。

ペンチ

電線を切ったり、つかんだり、曲げたりするときに使う工具です。

ニッパ

電線などを切断するための工具です。

電工ナイフ

ケーブルの外装をむいたり、電線を加工したりするときに使うナイフです。

ワイヤーストリッパ

電線の被覆を簡単にむくための工具です。

ドライバー

ねじを締めたり緩めたりするための基本的な工具です。

プラスドライバー

十字形のねじを回すためのドライバーです。

マイナスドライバー

一文字形の溝があるねじを回すためのドライバーです。

電工ドライバー

電気工事で使いやすいように作られたドライバーです。絶縁性を持ったものもあります。

コンセント

電気機器のプラグを差し込んで、電気を取り出すための器具です。

埋込コンセント

壁の中に埋め込んで取り付けるタイプのコンセントです。

露出コンセント

壁などの表面に取り付けるタイプのコンセントです。

スイッチ

電気を入れたり切ったりするための器具です。

片切スイッチ

1か所から照明などをON・OFFするための基本的なスイッチです。

3路スイッチ

2か所から同じ照明をON・OFFするときに使うスイッチです。

4路スイッチ

3か所以上から同じ照明を操作するときに使うスイッチです。

照明器具(しょうめいきぐ)

電気を使って明かりをつけるための器具です。

引掛シーリング

天井に照明器具を取り付けるための器具です。照明を簡単に着脱できます。

配線器具(はいせんきぐ)

コンセントやスイッチなど、電線を接続して使う器具のことです。

アウトレットボックス

電線を接続したり、配線器具を取り付けたりするための箱です。

ジョイントボックス

電線同士を接続する場所などに使う箱です。

金属管(きんぞくかん)

電線を保護するために使う金属製の管です。

合成樹脂管(ごうせいじゅしかん)

電線を保護するために使う樹脂製の管です。

PF管

柔らかくて曲げやすい合成樹脂製の電線管です。

CD管

コンクリートなどに埋め込んで使われる合成樹脂製の電線管です。

電線管(でんせんかん)

電線を保護するために使う管のことです。

ボックスコネクタ

電線管をボックスに接続するための部品です。

サドル

電線管やケーブルを壁などに固定するための部品です。

ステップル

ケーブルを壁などに固定するための部品です。

分電盤(ぶんでんばん)

家の中などに電気を分配するための設備です。ブレーカーなどが入っています。

配電盤(はいでんばん)

電気を受け取って、各設備へ分配するための盤です。

ブレーカー

異常な電流が流れたときなどに、自動的に電気を切る装置です。

配線用遮断器(はいせんようしゃだんき)

電線に大きな電流が流れたときなどに回路を遮断するブレーカーです。

漏電遮断器(ろうでんしゃだんき)

漏電を検知すると電気を自動的に切る装置です。

ヒューズ

大きな電流が流れたときに溶断して、回路を保護する部品です。

電磁開閉器(でんじかいへいき)

電磁石の働きを利用して、電気回路をON・OFFする装置です。

電磁接触器(でんじせっしょくき)

モーターなどの電源を電磁石の力でON・OFFする装置です。

リレー

小さな電気信号を使って、別の回路をON・OFFする装置です。

変圧器(へんあつき)

交流の電圧を別の電圧に変える機器です。

トランス

変圧器のことです。電圧を上げたり下げたりするために使います。

電動機(でんどうき)

電気を使って回転する力を作る機械です。モーターとも言います。

モーター

電気エネルギーを回転運動などの力に変える機械です。

力率(りきりつ)

交流回路で、電力がどれくらい効率よく使われているかを見るための値です。

有効電力(ゆうこうでんりょく)

実際に仕事や熱、光などに使われる電力です。

無効電力(むこうでんりょく)

コイルやコンデンサなどで、行ったり来たりする電力です。

皮相電力(ひそうでんりょく)

交流回路で電圧と電流を掛け合わせた電力です。単位は「VA」です。

コンデンサ

電気を一時的にためる働きをする部品です。

コイル

電線をぐるぐる巻いた部品で、電流の変化を妨げる働きがあります。

電力量計(でんりょくりょうけい)

使った電気の量を測るメーターです。電気メーターとも呼ばれます。

分岐回路(ぶんきかいろ)

分電盤から分かれて、コンセントや照明などへ電気を送る回路です。

幹線(かんせん)

電気を分電盤などから大きなまとまりで送る主要な電線です。

専用回路(せんようかいろ)

特定の電気機器だけに電気を送るための回路です。

電圧降下(でんあつこうか)

電線などに電流が流れることで、送った先の電圧が下がることです。

許容電流(きょようでんりゅう)

電線に安全に流せる電流の上限です。

電線サイズ

電線の太さを表す言葉です。流せる電流などに関係します。

VVFストリッパ

VVFケーブルの外装や絶縁被覆をむくための専用工具です。

ケーブルカッター

ケーブルを切断するための工具です。

電線管ベンダ

電線管を目的の形に曲げるための工具です。

ウォーターポンププライヤ

配管やナットなどをつかむための工具です。

モンキーレンチ

口の幅を調整して、いろいろなサイズのナットを回せる工具です。

スケール

電線や電線管などの長さを測るための道具です。

墨出し(すみだし)

器具や配線を取り付ける位置を、壁や床などに印をつける作業です。

ケーブル配線

ケーブルを決められたルートに沿って施工することです。

露出配線(ろしゅつはいせん)

壁などの中に隠さず、表面に電線やケーブルを配線する方法です。

隠ぺい配線(いんぺいはいせん)

壁や天井の内部などに電線を通して、外から見えないようにする配線方法です。

電気工事士

電気工事を安全に行うための国家資格です。工事の種類によって必要な資格が違います。

第一種電気工事士

第二種よりも広い範囲の電気工事を行える資格です。主に事業用電気工作物などの工事に関係します。

第二種電気工事士

一般住宅や小規模な店舗などの電気工事を行うための代表的な資格です。

電気工事士試験

電気工事士の資格を取得するための試験です。筆記試験と技能試験があります。

技能試験(ぎのうしけん)

実際に電線や器具を使って、決められた配線を作る試験です。

欠陥(けっかん)

技能試験などで、配線や接続が正しくできていない状態です。

電気設備技術基準

電気設備を安全に設置するために守らなければならない技術的な基準です。

電気工事士法

電気工事士の資格や電気工事の作業範囲などについて定めた法律です。

電気用品安全法

電気用品の安全性を確保するための法律です。

PSEマーク

電気用品安全法の基準に適合した電気用品につけられるマークです。

活線(かっせん)

電気が通っている状態の電線のことです。作業するときは感電に十分注意する必要があります。

停電作業(ていでんさぎょう)

電源を切って、安全を確認してから行う作業です。

検電(けんでん)

電線などに電圧がかかっていないか確認することです。

感電(かんでん)

人体に電流が流れてしまうことです。電気工事では特に注意が必要です。

短絡事故(たんらくじこ)

電線同士がショートして、大きな電流が流れてしまう事故です。

電気火災(でんきかさい)

電気設備の異常や過熱などが原因で起こる火災です。


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最終更新日:2026年9月