歌舞伎用語集

荒事(あらごと)

力強くて派手な演技を見せる歌舞伎の演技様式です。勇ましい役によく使われます。

和事(わごと)

やさしく自然な演技を中心にした演技様式です。恋愛ものなどでよく見られます。

女形(おんながた)

女性の役を演じる男性の歌舞伎役者です。

立役(たちやく)

男性の役を演じる役者のことです。主役や武士役などを担当します。

敵役(かたきやく)

悪役や主人公のライバルを演じる役柄です。

実悪(じつあく)

現実味のある悪人を演じる役柄です。

色悪(いろあく)

見た目は魅力的でも悪事を働く役柄です。

二枚目(にまいめ)

容姿が良く人気のある男性役です。

道化方(どうけかた)

観客を笑わせる役柄です。

花道(はなみち)

客席の中を通る通路です。役者の登場や退場に使われます。

七三(しちさん)

花道の代表的な演技位置です。見得を切る場面などで使われます。

見得(みえ)

役者が一瞬動きを止めて迫力あるポーズを決めることです。

隈取(くまどり)

顔に描く独特の化粧です。役柄の性格や強さを表します。

屋号(やごう)

歌舞伎役者の家や一門の名前です。

成田屋(なりたや)

市川團十郎家の屋号です。

音羽屋(おとわや)

尾上菊五郎家の屋号です。

高麗屋(こうらいや)

松本幸四郎家の屋号です。

大向う(おおむこう)

役者に掛け声をかけて舞台を盛り上げる観客のことです。

黒衣(くろご)

舞台上で道具を運んだり役者を補助したりするスタッフです。

引抜き(ひきぬき)

舞台上で一瞬にして衣装を変える演出です。

早替り(はやがわり)

短時間で別の役や衣装に変わることです。

所作(しょさ)

役者の動きやしぐさのことです。

口上(こうじょう)

役者が観客に向かってあいさつや説明をする場面です。

顔見世(かおみせ)

出演する役者を紹介する興行です。

襲名(しゅうめい)

役者が先代から芸名を受け継ぐことです。

定式幕(じょうしきまく)

黒・柿色・緑の三色で作られた歌舞伎独特の幕です。

せり

舞台の床が上下する仕掛けです。

廻り舞台(まわりぶたい)

舞台全体が回転する仕掛けです。

宙乗り(ちゅうのり)

役者が空中を移動する華やかな演出です。

引込み(ひっこみ)

花道を通って役者が退場する演出です。

附け打ち(つけうち)

木の板を打って演技を強調する効果音です。

柝(き)

開演や終演の合図に打たれる木製の打楽器です。

義太夫(ぎだゆう)

語りと三味線で物語を進める音楽です。

三味線(しゃみせん)

歌舞伎の伴奏で使われる弦楽器です。

時代物(じだいもの)

武士や歴史上の出来事を題材にした作品です。

世話物(せわもの)

町人の暮らしや恋愛などを描いた作品です。

白浪物(しらなみもの)

盗賊や義賊が活躍する作品です。

舞踊劇(ぶようげき)

踊りを中心に見せる演目です。

だんまり

暗闇を表現しながら無言で演じる見せ場です。

連獅子(れんじし)

親子の獅子が登場する人気の舞踊演目です。

勧進帳(かんじんちょう)

歌舞伎を代表する人気演目のひとつです。

歌舞伎十八番(かぶきじゅうはちばん)

市川家に伝わる代表的な18演目です。

楽屋(がくや)

役者が支度や休憩をする場所です。

楽屋暖簾(がくやのれん)

楽屋の入口に掛けられる暖簾です。

名題(なだい)

一定の実績を認められた歌舞伎役者の資格です。

名題下(なだいした)

名題になる前の若手や中堅の役者です。

止め名(とめな)

番付の最後に記される重要な役者名です。

幕見(まくみ)

演目の一幕だけを見る観劇方法です。

口跡(こうせき)

せりふの聞き取りやすさや発声の良さを表します。

花四天(はなしてん)

花道周辺で活躍する脇役たちを指す言葉です。

幕切れ(まくぎれ)

一幕や演目の終わりの場面です。

番付(ばんづけ)

出演者や演目が書かれた案内表です。

櫓(やぐら)

劇場や興行を示すために掲げられる装飾です。

化粧声(けわいごえ)

役柄に合わせて作る独特な話し方や声の出し方です。


お問い合わせは、メールにて受け付けております。
メール:masahiro801[at]hotmail.com ※[at]を@に置き換えてください。
ネットで情報を集めているので内容に間違いがあるかもしれません。
間違いはすぐに修正いたします。
もしも誰かの権利を侵害したらすぐに削除します。
削除依頼にもすぐに対応いたします。

最終更新日:2026年5月