デヴィッド・ギルモアの使用機材一覧

Pink Floydのギタリスト、デヴィッド・ギルモアのギター、アンプ、エフェクターを一覧で紹介。Black Stratを中心に、アルバム録音とツアーで使われた機材を時期ごとに見比べられます。

同じ作品でも録音とライブでギターやアンプは異なります。特定できる代表例を中心にまとめています。

代表機材早見表

分類機材代表的な時期・用途
エレキギターFender Stratocaster “Black Strat”1970年代Pink Floyd、録音とツアーの主力
ラップスチールFender 1000 Twin-Neck Pedal Steel、Jedson lap steel「Breathe」「The Great Gig in the Sky」「Shine On You Crazy Diamond」など
アンプHiwatt DR103、WEM 4×12 cabinets1970年代の代表的なライブ構成
ファズDallas-Arbiter Fuzz Face、Electro-Harmonix Big Muff作品・年代ごとに使い分け
エコーBinson Echorec II/PE603Pink Floyd初期~中期の反復音
揺れものUni-Vibe、MXR Phase 90、Electric Mistress録音または1970年代中盤以降のステージ

ギター一覧

ギター特徴代表的な使用例
Fender Stratocaster “Black Strat”1969年製ボディを基に長年改造。ネック、ピックアップ、ピックガード、追加スイッチなどが時期で変化。「Time」「Money」「Comfortably Numb」など、録音・ライブの代表ギター
Fender Stratocaster(1971年製など)黒い個体以外も複数所有・使用。『Dark Side of the Moon』期のステージ
Fender Stratocaster “Red Strat”1980年代半ばからEMGアクティブ・ピックアップを搭載した赤いStratocasterが登場。『A Momentary Lapse of Reason』期以降の演奏例
Fender 1000 Twin-Neck Pedal Steelペダルと膝レバーで弦の音程を変化させるツインネックのスチールギター。「Breathe」「The Great Gig in the Sky」の録音セッション
Jedson lap steel(赤/ブロンド)膝上・スタンド上でスライド演奏するラップスチール。1974~75年ツアーの「Shine On You Crazy Diamond」「The Great Gig in the Sky」
Fender Telecaster Custom(1959)ネック側にGibson PAFハムバッカーを搭載した改造個体。「You’ve Gotta Be Crazy」(後の「Dogs」)のライブ演奏
Bill Lewis Custom24フレットのカスタムギター。『The Dark Side of the Moon』「Money」のギターソロ録音例
Gibson Les Paul Goldtop(1955)P-90搭載のGoldtop。後年の録音やライブで使用した例

アンプ・キャビネット一覧

機材位置づけ時期・注記
Hiwatt DR103100Wヘッド。大規模ライブで複数台を使用。1970年代中盤以降のステージ機材
WEM Super Starfinder 200Fane Crescendoスピーカーを搭載した4×12キャビネット。1974年以降のライブ構成
Fender Twin Reverb(Silverface)スタジオ録音で使われたアンプのひとつ。『The Dark Side of the Moon』期はHiwatt説とFender Twin説があるため、作品全体を単一アンプに結びつけない。
Maestro Rover/Leslie 147回転スピーカーによる揺れ・立体感。録音セッションでアンプと併用された例
Fender Dual ShowmanHiwattと併用されたアンプの例。1970年代後半の録音・ツアー機材

エフェクター一覧

機材種類時期・使い方の例
Dallas-Arbiter Fuzz Face(BC108)ファズ『The Dark Side of the Moon』期の「Time」「Money」のソロなど
Electro-Harmonix Big Muffファズ1970年代後半のソロ作品・ライブ機材
Colorsound Power Boostブースト/オーバードライブ初期~中期のドライブ音作り
Binson Echorec II/PE603磁気ディスク・エコー反復音。1970年代の録音/ライブ・ラック
Univox Uni-Vibeモジュレーション1970年代の曲・ライブで使用例
MXR Phase 90フェイザー1974~75年頃のツアー・ボードに登場
Vox Wah/Dunlop Cry Babyワウ1973年頃はVox、翌年以降はCry Babyの例
Electro-Harmonix Electric Mistressフランジャー『Animals』『The Wall』期の代表的な変調系ペダル
MXR Digital Delay Systemデジタル・ディレイ1970年代後半のソロ作品・ライブ構成

年代・作品別の使用機材

作品・時期ギターアンプ/エフェクト見どころ
『Atom Heart Mother』(1970)前後Stratocaster各種Hiwatt、Fuzz Faceなどツアーと録音で機材の入れ替えがある。
『The Dark Side of the Moon』(1973)/1973~75年ツアーBlack Strat、Fender 1000ペダルスチール、Bill Lewis CustomHiwatt DR103、WEM、Fuzz Face、Uni-Vibe、Binson Echorec録音では「Money」にBill Lewis Custom、「Breathe」「Great Gig」にペダルスチールの使用例。アンプは資料に複数説。
『Wish You Were Here』(1975)Black Strat、スチールギターHiwatt系、Echorec、ファズ/ブーストスタジオの重ね録りと後年ライブを区別。
『Animals』(1977)/ツアーBlack Strat、Telecaster Custom等Hiwatt、WEM、Big Muff、Electric Mistress、Pete Cornishボードバンドの大型ステージ機材とカスタム・スイッチング。
『The Wall』(1979~80)Stratocaster、Les Paul等複数アンプ、Big Muffやディレイ系曲・録音テイクごとに機材構成が異なる。
『A Momentary Lapse of Reason』(1987)以降EMG搭載Red Stratなどラック式エフェクト/デジタル・ディレイアクティブ・ピックアップと大型ラックを取り入れた時期。

曲名から探す

曲関連機材注記
「Time」Black Strat、Fuzz Face『The Dark Side of the Moon』録音セッションの代表例
「Money」Bill Lewis Custom(録音ソロの例)、Fuzz Face曲中に複数のギター・パートがある。
「Breathe」「The Great Gig in the Sky」Fender 1000 Twin-Neck Pedal Steelアルバム録音のスチール・パート
「Shine On You Crazy Diamond」Black Strat、1974~75年ライブのJedson lap steelスタジオ版とライブ版で機材を分けて記載。
「Comfortably Numb」Stratocaster系、Big Muff/ディレイ系の音作りソロの機材は録音とライブ版で異なる場合がある。

ブライアン・メイの使用機材、トニー・アイオミの使用機材もご覧ください。


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最終更新日:2026年9月