トニー・アイオミの使用機材一覧

Black Sabbathのギタリスト、トニー・アイオミの機材を一覧で紹介。Monkey SGやJayDee Old Boy、Laneyアンプ、Treble Boosterを中心に、年代・作品とライブ用リグを見やすく整理しました。

ギターは左利き用に改造・製作された個体を含みます。ライブの大規模な機材構成とスタジオ録音を分けて掲載しています。

代表機材早見表

分類代表機材主な時期・特徴
ギターGibson SG Special “Monkey”Black Sabbath初期の象徴的なギター
カスタムギターJayDee Custom “Old Boy”1970年代後半以降の主力。スタジオとライブで使用
シグネチャーGibson/Epiphone Tony Iommi SG本人のSG使用機材をもとに展開したモデル
アンプLaney Supergroup、Laney GH100TILaneyとの長い関係。GH100TIはシグネチャー・ヘッド
ブースターDallas Rangemaster Treble Booster系アンプを強くドライブさせる音作りの要素
ライブ・システムPete Cornishルーティング、Laney 4×12×8台大規模公演用のシグナル経路・スピーカー構成

ギター一覧

ギター特徴使用時期・作品
Gibson SG Special “Monkey”1964/65年頃の左利き用SG Special。P-90をJohn Birchが金属カバーに収めたブリッジPUなど、本人の改造が加わる。ボディの猿ステッカーが愛称の由来。Black Sabbath初期の代表個体。「Wicked World」録音でStratocasterのピックアップが故障した際に使い、その後の主力となったと公式機材ページが説明。
黒いJohn Birch SGJohn Birchによる改造・製作ギター。フィードバックやチューニングへの対策を重ねた。1970年代。Monkey SGと並行して使われた時期
JayDee Custom “Old Boy”John Diggins製作の左利き用カスタムSG。24フレット、ゼロフレット、十字インレイ、カスタムPU等。1975~78年製作。『Heaven and Hell』のオーバーダブで初使用後、スタジオ/ステージの主力へ。
Gibson Iommi Signature SG本人のSGをもとにしたシグネチャー機。モデルによりPU・指板・仕上げが異なる。後年のライブ、シグネチャー製品
Epiphone Tony Iommi SG SpecialMonkey SGの意匠・仕様に着想を得た製品。左利きモデルも展開。市販モデル。本人所有のオリジナルとは別
Stratocaster(初期)Black Sabbathデビュー期に使われたギターの一つ。「Wicked World」録音時の使用例が公式Monkey SG解説に記載
Gibson SG/Les Paul等アルバムやツアーごとに複数のギターを使用。曲や公演ごとの映像・写真で個体が異なる場合がある。

アンプ・キャビネット一覧

機材特徴・用途時期・区分
Laney SupergroupBlack Sabbath初期の大音量ギター・サウンドと結びつく真空管アンプ。初期~中期の代表アンプ
Laney GH100TIトニー・アイオミのシグネチャー100Wヘッド。ライブでは複数台をスレーブ接続。公式サイト掲載のライブ・リグ
Laney 4×12 cabinetsCelestion G12H搭載キャビネットを8台、4つのフレームに配置。大規模ライブ用
Laney 2×12 monitor wedgesステージ各所でギター音を聞くためのカスタム・モニター。公式サイト掲載ライブ・セットの構成
アンプ・プリ部の分離運用マスターヘッドのプリアンプから複数ヘッドのパワー部を駆動。ライブ時の信号構成。通常の単体ヘッド使用とは異なる。

エフェクター・信号制御一覧

機材種類役割・接続
Dallas Rangemaster Treble Booster系トレブル・ブースターアンプ入力を押し上げるブースト。時期や個体で回路が異なる。
Tycobrahe Parapedalワウ公式ライブ・リグ掲載のインライン・ループ機材
Drawmer LX20コンプレッサーライブ・リグの初段エフェクト・ループに配置
Boss/Digitech octave dividerオクターバー低音・高音のオクターブを加える。ライブ時点でいずれかを使用。
Korg SDD 1000 × 2ディレイ短いスラップバックと長いディレイを別系統で用意。
Korg DL 8000 Rマルチタップ・ディレイ/コーラスコーラスおよび複数タップの空間効果
Peavey Addverb IIIリバーブ/空間系必要に応じて他の空間系効果と組み合わせる。
MXR Stereo 15-band EQラックEQライブ会場ごとの音響差を整える最終段EQ
Pete Cornish custom routing unitループ・スイッチャー/ルーティング複数の直列・並列エフェクトループ、ブースト、ミュート等を制御。

ここに載せたラックとペダルはTony Iommi公式サイトが紹介するライブ・リグの構成例です。Black Sabbath全時代で固定の機材という意味ではありません。

年代・作品別の使用機材

作品・時期ギターアンプ/エフェクト一覧メモ
Black Sabbath初期
『Black Sabbath』『Paranoid』
Stratocaster、Monkey SGLaney系アンプ、Treble Booster系「Wicked World」録音時のトラブルを機にMonkey SGが主力になったと公式機材ページが説明。
『Master of Reality』~『Sabotage』Monkey SG、黒いJohn Birch SGなどLaneyアンプ、ブースター、曲によりワウ等ギターのチューニングと厚いリフを軸にした時期。
JayDee Old Boy導入(1970年代後半)JayDee Custom Old Boy、SG各種Laney系アンプカスタムギターへ移行。機材そのものも試作・改造を重ねた。
『Heaven and Hell』(1980)前後JayDee Old BoyLaneyアンプOld Boyは同作のオーバーダブで初使用と本人公式ページが説明。
後年のBlack Sabbath/ソロGibson Iommi SG、Epiphone SG等Laneyシグネチャー・アンプ、ラック・エフェクトライブ規模・会場に合わせて機材が大型化。
公式掲載ライブ・リグSG系ギターGH100TI×8、4×12キャビ×8、Cornishルーティング、ワウ、コンプレッサー、オクターバー、ディレイ詳細な接続構成が公開されたステージ・セットの一例。

曲名から探す

曲・作品機材の手がかり注記
「Wicked World」StratocasterからMonkey SGへの切り替えにまつわる録音エピソードSGがBlack Sabbath初期の主力へ移るきっかけとして公式解説に記載
「Paranoid」SG系ギター、Laney系アンプアルバム時期の代表機材として整理。個別トラックの型番を断定しない。
「Iron Man」Monkey SG/SG系、アンプの強いドライブライブ演奏では後年のシグネチャーSGに持ち替える例もある。
「Children of the Grave」低いチューニングのSG系ギターアルバム時期のギター系統。ライブ・チューニングは演奏年により異なる。
「Heaven and Hell」JayDee Old Boyを含む同時期のギター群Old Boyは同アルバムのオーバーダブで初使用とされる。

デヴィッド・ギルモアの使用機材、ブライアン・メイの使用機材もご覧ください。


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最終更新日:2026年9月