ジミー・ペイジの使用機材一覧
Led Zeppelinのギタリスト、ジミー・ペイジが使ったギター、アンプ、エフェクターを一覧で紹介。作品ごとに機材を見比べられるよう、録音時の代表例とライブで目立つギターを分けました。
録音では複数のギターを重ねることがあり、ライブ機材とも異なります。作品単位で確認できる組み合わせを中心に掲載しています。
代表機材早見表
| 分類 | 機材 | 主な時期・作品 |
|---|---|---|
| エレキギター | 1959 Fender Telecaster、Gibson Les Paul Standard | 初期アルバム/『Led Zeppelin II』以降 |
| ライブ用ギター | Fender “Dragon” Telecaster、Gibson EDS-1275 | 初期ツアー/「Stairway to Heaven」など |
| アンプ | Supro Coronado、Hiwatt Custom 100、Marshallアンプ | 初期録音からツアーへ変化 |
| 歪み | Sola Sound Tone Bender | 初期録音・ライブ |
| ディレイ | Maestro Echoplex EP-3 | 初期からLed Zeppelin期のサウンド作り |
| その他 | Vox wah-wah | 初期のライブ/レコーディングで使用 |
ギター一覧
| ギター | 特徴 | 使用例・関連時期 |
|---|---|---|
| 1959 Fender Telecaster | Jeff Beckから贈られた個体。初期は白系、後にDragon模様を描いた。 | Led Zeppelinデビュー作、ソロ録音、Yardbirds終盤 |
| “Dragon” Telecaster | 上記Telecasterにペイジ自身がドラゴン模様をペイント。 | Yardbirds後期、Led Zeppelin初期のライブ。「Stairway to Heaven」のソロ録音にもTelecasterを使用。 |
| 1959 Gibson Les Paul Standard “Number One” | Joe Walshから購入したサンバースト。ペイジの主力として知られる。 | 『Led Zeppelin II』以降の録音、ライブ |
| Gibson Les Paul “Number Two” | 主力Les Paulの別個体。チューニングやセットアップを使い分け。 | Led Zeppelin期の録音・ライブ |
| Gibson EDS-1275 ダブルネック | 6弦/12弦を一体化。曲中の持ち替えなしに音域を切り替えられる。 | 「Stairway to Heaven」「The Song Remains the Same」「The Rain Song」のライブ |
| Danelectro 3021/等のバリトン系 | 独特の短いボディとシングルコイル。変則チューニングの楽曲で使われた。 | 「Kashmir」など、通常のLes Paulと異なる音色の録音例 |
| Martin D-28 | アコースティック・ギターの代表例。 | 「The Rain Song」「Going to California」などのアコースティック録音・ライブ |
| Gibson J-200 | 大ぶりなボディのアコースティック・ギター。 | Led Zeppelin期のアコースティック・パートで使用例 |
アンプ一覧
| アンプ | 特徴 | 使用時期の目安 |
|---|---|---|
| Supro Coronado 1690T | 小型コンボ。ペイジはデビュー作のTelecaster録音で使用したアンプとして本人インタビューで説明。 | 『Led Zeppelin』(1969) |
| Hiwatt Custom 100 | 大音量の100Wヘッド。Marshallへ移る前にツアーで使用したとペイジが回想。 | 1969年頃 |
| Marshall 100Wヘッド/スタック | Les Paulと組み合わせた大音量のリグ。キャビネットとともにLed Zeppelinの代表的なステージ機材。 | 『Led Zeppelin II』以降、ライブ |
| Rickenbacker Transonicキャビネット | 一部のライブ/録音セットアップに登場するキャビネット。 | 1969年頃の一時期。定番Marshallキャビネットと時期を分けて扱う。 |
エフェクター一覧
| 機材 | 種類 | 使い方・特徴 |
|---|---|---|
| Sola Sound Tone Bender | ファズ/ディストーション | 初期のTelecasterと組み合わせた歪み。本人はデビュー作期の機材として挙げている。 |
| Maestro Echoplex EP-3 | テープ・エコー/プリアンプ | 反復音や厚みのある残響を作る。ペイジの代表的な機材として知られる。 |
| Vox wah-wah | ワウ | 足でフィルターを動かし、音色を母音のように変化させる。 |
| Eventide等のスタジオ処理 | ピッチ/空間系 | 後年の録音やライブではスタジオ・ラック機材も使われる。特定曲に一律には割り当てない。 |
作品・年代別の使用機材
| 作品・時期 | ギター | アンプ/エフェクト | メモ |
|---|---|---|---|
| Yardbirds後期~『Led Zeppelin』 | 1959 Telecaster/Dragon Telecaster | Supro Coronado、Tone Bender、Echoplex、Vox wah | ペイジ本人がデビュー作をTelecaster中心と説明。 |
| 『Led Zeppelin II』(1969) | Gibson Les Paul Standardが主役へ | HiwattからMarshallへ移行。Marshallスタックが定番化。 | 本人によればアルバム後半の録音・ツアー頃にMarshallを使い始めた。 |
| 『Led Zeppelin III』(1970) | Les Paul、アコースティックギター | Marshallを軸に、録音ごとに音色を構成 | 電気ギターとアコースティックの両方が前面に出る。 |
| 『Led Zeppelin IV』(1971) | Les Paul、Telecaster、Martin等 | Marshall、Echoplex、スタジオの多重録音 | 複数パートを重ねた作品。ひとつのギターだけではない。 |
| 『Houses of the Holy』『Physical Graffiti』 | Les Paul、Danelectro、ダブルネック、アコースティック | Marshall系、Echoplex、スタジオ処理 | 曲に応じて変則チューニングや複数ギターを使用。 |
| 大規模ライブ期 | Les Paul、EDS-1275、Dragon Telecaster | Marshallスタック、Echoplex、ワウ | セットリストに応じて複数のギターを持ち替え。 |
曲名から探す
| 曲 | 確認できる代表機材 | 区分 |
|---|---|---|
| 「Good Times Bad Times」 | Telecasterを中心にしたデビュー作期のセット | アルバム期 |
| 「Communication Breakdown」 | Telecaster、Supro系アンプ、Tone Bender等 | デビュー作期の代表セット |
| 「Stairway to Heaven」 | スタジオのソロはTelecaster。ライブではEDS-1275を使用する演奏が代表的。 | 録音とライブを区別 |
| 「Whole Lotta Love」 | Les PaulとMarshall系を中心にした『Led Zeppelin II』期 | アルバム期 |
| 「The Rain Song」 | アコースティック・ギター。ライブではEDS-1275を使用する演奏例。 | 録音・ライブでギターが異なる |
| 「Kashmir」 | Danelectro系ギター、変則チューニング | スタジオ録音の代表例 |
エリック・クラプトンの使用機材、Slashの使用機材もご覧ください。