リッチー・ブラックモアの使用機材一覧
Deep Purple、Rainbow、Blackmore’s Nightで活躍したリッチー・ブラックモアのギターと機材を一覧化。Stratocaster、Vox/Marshall系アンプ、時期ごとに変わるライブ機材を表でまとめました。
本人のインタビューでは、見た目がMarshallのキャビネットにVox回路を入れたアンプや改造Marshallについても語られています。単純な「常にMarshall」とせず、時期別に整理します。
代表機材早見表
| 分類 | 機材 | ポイント |
|---|---|---|
| 初期ギター | Gibson ES-335 | Deep Purple加入前後の代表ギター |
| 主力ギター | Fender Stratocaster | 1970年代以降。Scalloped指板の個体が有名 |
| アンプ | Vox AC30/改造Marshall Major 200W | Vox的な音をMarshall筐体・回路で実現した時期がある |
| 後年のアンプ | ENGL Ritchie Blackmore Signature | Rainbow期以降のシグネチャー系アンプ |
| ギター設定 | Scalloped fretboard | 指板のフレット間を削り、弦へのタッチを強調 |
| 周辺機材 | Aiwa reel-to-reel、Hornby-Skewes booster等 | 使用時期・役割はセットアップごとに異なる |
ギター一覧
| ギター | 仕様・特徴 | 使用時期・作品 |
|---|---|---|
| Gibson ES-335 | セミアコースティック。初期のBlackmoreが好んだギター。 | 1960年代、初期Deep Purple |
| Fender Stratocaster | 1970年頃から主力へ。複数の個体を使用。 | Deep Purple『In Rock』期からRainbow期 |
| Olympic White Stratocaster | 1970年代に使われた白い個体。Scalloped rosewood fretboardの仕様で知られる。 | 『Machine Head』期のライブ、Rainbow |
| Scalloped指板Stratocaster | フレット間の木部を弧状に削った指板。強いベンド/ビブラートのタッチを得やすい。 | 特にRainbow期以降のギター |
| Fender Stratocaster Signature model | Fender製シグネチャー機はscallopedローズウッド指板、2基のピックアップなどBlackmore仕様を反映。 | 市販シグネチャーモデル。本人の全個体の仕様とは異なる。 |
| Gibson ES-335/Gretsch Duo Jet等 | Stratocaster以外のセミアコやソリッドギターも所有・使用。 | 初期・録音・Blackmore’s Nightなど |
| アコースティックギター/リュート類 | Blackmore’s Nightではルネサンス風の弦楽器も使用。 | Blackmore’s Night期 |
アンプ一覧
| アンプ | 特徴 | 主な時期 |
|---|---|---|
| Vox AC30 | Blackmore本人が初期ES-335時代から好んだアンプとして回想。 | 初期キャリア、Deep Purple初期 |
| Vox回路を搭載したMarshall筐体コンボ | 外観はMarshallでも、内部にVoxの回路を入れたと本人が語ったセットアップ。 | Deep Purple初期の一時期 |
| Marshall Major 200W(改造) | Marshall工場で出力段を追加した大出力ヘッド。時期によりVox的な音作り。 | Deep Purple 1970~75年頃のステージ |
| Marshallスタック | 大型ヘッド/キャビネットとして舞台上で使用。ただし外装と回路が一致しない時期がある。 | Deep Purple/Rainbow |
| ENGL Ritchie Blackmore Signature | Blackmoreの好みを反映した100Wシグネチャー・ヘッド。 | Rainbow再結成期、後年 |
| Vox/ENGLアンプ類 | Blackmore’s Nightではエレキ・ロック期とは別の小編成・アコースティック機材も使う。 | Blackmore’s Night |
エフェクター・周辺機材一覧
| 機材 | 種類 | 使い方・注記 |
|---|---|---|
| Hornby-Skewes Treble Booster | ブースター | 高域を押し出すペダル。使用時期やバージョンは資料により異なる。 |
| Aiwa reel-to-reel tape recorder | テープ機器/プリアンプ的使用 | Blackmore本人が1970年代中盤以降の機材として言及。 |
| Vox wah-wah | ワウ | 時期・曲により使用例。常設ペダルとしては扱わない。 |
| Echo/tape delay | ディレイ | 初期から後年まで演奏や録音に応じて使用。 |
| ENGL built-in channels/footswitch | アンプ切替 | 後年のシグネチャーアンプでチャンネル・ゲインを切り替える。 |
| Blackmore’s Night acoustic effects | 空間系・ピックアップ制御 | エレキ編成時代のボードと異なるため、別のセットとして区分。 |
年代・バンド別の使用機材
| 時期・作品 | ギター | アンプ/エフェクト | 見どころ |
|---|---|---|---|
| 初期/Deep Purple加入前後 | Gibson ES-335 | Vox AC30 | 本人がAC30を好んでいたと回想。 |
| Deep Purple『In Rock』(1970) | Fender Stratocasterへ移行 | Marshall筐体にVox回路を入れた個体を含むアンプ群 | 外観上のMarshall stackだけでは内部仕様を特定できない。 |
| 『Machine Head』(1972)/Deep Purpleライブ | Stratocaster中心 | 改造Marshall Major 200W、時期によってVox由来回路 | ライブ・アンプと録音環境を分けて考える。 |
| Rainbow初期~中期 | 白いStratocaster、scalloped指板の個体 | Marshall系スタック、テープ機材など | 指板加工を活かした強いビブラートが目立つ。 |
| Rainbow後期 | Stratocaster各種 | ENGLシグネチャーアンプを含む | Marshall期から後年のENGLへ機材が変化。 |
| Blackmore’s Night(1997年以降) | アコースティックギター、リュート、Stratocasterなど | 小編成向けアンプと音響機材 | Deep Purple/Rainbowの大音量リグとは別セット。 |
曲名から探す
| 曲・作品 | 関連機材 | 注記 |
|---|---|---|
| 「Child in Time」 | Stratocaster、Deep Purple期のアンプセット | 録音でES-335を使ったという説もあるため、曲別ギターを断定しない。 |
| 「Smoke on the Water」 | Stratocaster、改造Marshall/Vox由来のアンプ構成 | Deep Purple期。録音とライブの機材を分ける。 |
| 「Highway Star」 | Stratocaster、Deep Purple期の大出力アンプ | ライブでは年ごとにギター・アンプが変わる。 |
| 「Since You Been Gone」 | Stratocaster、Rainbow期のアンプ | 録音とツアー構成の違いに注意。 |
| 「Man on the Silver Mountain」 | Stratocaster、Rainbow初期のMarshall系 | Rainbow期の代表的なギター・リフ。 |
ジミ・ヘンドリックスの使用機材、スティーヴィー・レイ・ヴォーンの使用機材もご覧ください。